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J-GLOBAL ID:200903055465186431

糖蜜よりクエン酸およびクエン酸三ナトリウムの製造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993265550
Publication number (International publication number):1994237777
Application date: Sep. 30, 1993
Publication date: Aug. 30, 1994
Summary:
【要約】【構成】 残留クエン酸を吸着させ、既に形成されているクエン酸の陽イオン塩からクエン酸陰イオンを解離するために、クエン酸抽出段階からの水性抽残液を塩基性陰イオン樹脂を通過させるという工程の組み合わせを用いることによって、高い塩濃度の糖蜜発酵液からクエン酸を回収するために、水と非混和性の有機抽出剤系が、経済的に使用され得る。その後、クエン酸三ナトリウムが、水酸化ナトリウム水溶液をそれに通すことによって樹脂から溶出される。【効果】 食品グレード品としても使用できるクエン酸が効率よく製造できる。
Claim (excerpt):
(1)糖蜜からバイオマスならびにクエン酸および塩類を含有する発酵水溶液を生産するために、好適な微生物により糖蜜を発酵させる工程、(2)発酵液からバイオマスを分離する工程、(3)合計炭素原子数が少なくとも20個である少なくとも一種類の第2級もしくは第3級アミン溶液、ならびに脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、石油留分、ニトロまたはハロ置換基を有する炭化水素、アルコールおよびそれらの混合物よりなる種類より選ばれる水-非混和性の有機溶媒の溶液を包含する水-非混和性の有機抽出剤と発酵液を接触させ、一定のクエン酸とすべてのその塩を含む有機抽出物および水性ラフィネートを形成させる工程、(4)その抽出が行われる温度よりも高い温度において、クエン酸を有機抽出物から水性液に逆抽出し、実質的に全てのアミンを有機層に残すために、その有機抽出物を水性液による回収工程にかける工程、(5)有機抽出剤よりクエン酸含有水性逆抽出液を分離し、第1の製品クエン酸含有物を形成する工程、(6)クエン酸を吸着させ、その塩からクエン酸を分離するために、工程(3)の水性ラフィネートを少なくとも1種類の塩基性陰イオン交換樹脂カラムに通す工程、ならびに(7)水酸化ナトリウム水溶液を通すことによって塩基性陰イオン交換カラムから吸着しているクエン酸を溶出させ、第2のクエン酸三ナトリウム含有生成物の溶出水溶液を形成する工程を含んでなる糖蜜よりのクエン酸およびクエン酸三ナトリウムの製造方法。
IPC (2):
C12P 7/48 ,  C12R 1:685

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