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J-GLOBAL ID：200903055592214878

セメント製造工程を利用した無機・有機塩素化合物含有廃棄物の処理方法

Inventor： 本多 淳裕
Applicant, Patent owner： 株式会社田熊総合研究所
Agent (1)： 杉本 丈夫 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1994127443
Publication number (International publication number)：1995330396
Application date： Jun. 09, 1994
Publication date： Dec. 19, 1995
Summary：

【要約】【目的】 無機・有機塩素化合物含有廃棄物をセメント製造工程を利用して効果的に処理することができ、バージン製品と同品質のセメントを製造することができる無機・有機塩素化合物含有廃棄物の処理方法を提供する。【構成】 セメントクリンカ製造工程において、廃棄物1cを焼成用燃料の一部又は全部としてキルン3aに供給して燃焼させ且つその灰をすべてセメント原料の一部として使用するようにする。廃棄物1cは、無機・有機塩素化合物含有廃棄物1を脱塩素処理したものである。脱塩素処理は、廃棄物1を破砕した上、その破砕廃棄物1aをこれに硫酸24を添加した上で密閉容器10内で100〜300°Cに加熱することによって行われ、廃棄物1a中の無機塩素化合物は硫酸と反応され且つ有機塩素化合物は熱分解される。

Claim (excerpt)：

無機・有機塩素化合物含有廃棄物を、予め、硫酸を添加すると共に加熱することによって脱塩素処理しておき、セメント原料をキルンにて焼成することによってセメントクリンカを得るセメントクリンカ製造工程において、前記脱塩素処理を施した廃棄物を焼成用燃料の一部又は全部としてキルンに供給して燃焼させ且つその灰をすべてセメント原料の一部として使用するようにしたことを特徴とする、セメント製造工程を利用した無機・有機塩素化合物含有廃棄物の処理方法。

IPC (3)：

C04B 7/44 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00

FI (3)：

B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 303 J ,  B09B 3/00 304 H