Pat
J-GLOBAL ID:200903055721644493

カイコ絹糸腺細胞から絹糸腺内腔への移行活性を有するタンパク質からシグナル領域が除去されたタンパク質の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (2): 清水 初志 ,  橋本 一憲
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003332994
Publication number (International publication number):2005095063
Application date: Sep. 25, 2003
Publication date: Apr. 14, 2005
Summary:
【課題】トランスジェニックカイコを利用した組み換えタンパク質の製造方法を提供することを課題とする。【解決手段】GAL4の標的配列であるUASをプロモーターとする2種類のタイワンカブトムシのデフェンシン遺伝子、フィブロインL鎖由来とデフェンシン由来のシグナル配列を持つトランスジェニックカイコを作出した。得られたUAS-デフェンシン遺伝子を持つトランスジェニックカイコを、同様の方法で作出されたフィブロインL鎖遺伝子のプロモーターを持つGAL4遺伝子を導入した系統と交配し、その後代を調べた。その結果、フィブロインL鎖のプロモーターとGAL4遺伝子、並びにタイワンカブトムシ由来のデフェンシン遺伝子を持つトランスジェニックカイコが吐糸する繭中に、タイワンカブトムシのデフェンシンが存在することが確認された。【選択図】なし
Claim (excerpt):
以下の(a)〜(c)の工程を含む、絹糸腺細胞から絹糸腺内腔への移行活性を有するタンパク質からシグナル領域が除去されたタンパク質の製造方法。 (a)絹糸腺細胞から絹糸腺内腔への移行活性を有するタンパク質であって、絹糸腺内腔への移行時に除去されるシグナル領域を有するタンパク質をコードするDNAを有するカイコ卵を製造する工程 (b)該カイコ卵から生じたカイコの中から、絹糸腺細胞から絹糸腺内腔への移行活性を有するタンパク質であって、絹糸腺内腔への移行時に除去されるシグナル領域を有するタンパク質を発現するトランスジェニックカイコを選択する工程 (c)選択されたトランスジェニックカイコが吐糸した絹糸から、絹糸腺細胞から絹糸腺内腔への移行活性を有するタンパク質からシグナル領域が除去されたタンパク質を回収する工程
IPC (7):
C12N15/09 ,  A01K67/033 ,  A61K38/00 ,  A61P31/04 ,  C12P21/02 ,  D02G3/02 ,  D03D15/00
FI (7):
C12N15/00 A ,  A01K67/033 501 ,  A61P31/04 ,  C12P21/02 C ,  D02G3/02 ,  D03D15/00 A ,  A61K37/02
F-Term (29):
4B024AA01 ,  4B024AA20 ,  4B024BA80 ,  4B024CA07 ,  4B024DA02 ,  4B024FA02 ,  4B024FA18 ,  4B024GA11 ,  4B024HA01 ,  4B024HA20 ,  4B064AG01 ,  4B064AG30 ,  4B064CA10 ,  4B064CA19 ,  4B064CC24 ,  4B064DA01 ,  4B064DA11 ,  4B064DA20 ,  4C084AA01 ,  4C084AA06 ,  4C084BA44 ,  4C084CA49 ,  4C084DA41 ,  4C084NA14 ,  4C084ZB352 ,  4L036MA08 ,  4L036UA25 ,  4L048AA12 ,  4L048CA00
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
  • Nat. Biotechnol., 200301, 21, p.52-56
  • 平成14年度群馬県農業関係試験場研究成果発表会 発表課題要旨(蚕行分科会), 20030219, p.7-8
  • カイコにおけるGAL4/UASシステムを用いたGFP遺伝子の組織特異的発現

Return to Previous Page