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J-GLOBAL ID:200903055805346099

マルチキャリア無線受信機および送信機

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 鈴江 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996059189
Publication number (International publication number):1997252273
Application date: Mar. 15, 1996
Publication date: Sep. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】周波数選択性フェージングが発生してもマルチキャリア方式での無線通信を良好な状態で行うことが可能なマルチキャリア無線受信機を実現する。【解決手段】受信信号を複数の無線キャリア周波数に分配する分配器107の後段には、無線キャリア周波数それぞれに対応する複数の利得可変装置108が設けられており、無線キャリア周波数毎にその利得が制御可能になっている。送信機からは、その信号バースト内などに含めて、TDMA同期のためと、無線キャリア周波数毎に無線伝送路の伝搬損失を推定するために使用される符号系列が送信される。受信機側では、この符号系列を基に周波数選択性フェージングの発生の状態が判定され、その判定結果に従って利得可変装置108の利得が個別に制御される。これにより、無線キャリア周波数毎に受信信号の増幅率が可変設定でき、無線伝送路の状態によって生じる周波数選択性フェージングに対応できる。
Claim (excerpt):
複数の無線キャリア周波数を用いて信号を伝送するマルチキャリア無線伝送に使用されるマルチキャリア無線受信機において、前記無線キャリア周波数毎に無線伝送路の伝搬損失を推定できるような符号系列を含む送信機側からの信号を受信し、該符号系列より周波数選択性フェージングの発生の状態を判定する判定手段と、受信信号を複数の無線キャリア周波数に分配する分配器と、前記複数の無線キャリア周波数にそれぞれ対応して設けられ、各々が、前記分配器によって分配された信号を増幅し、その利得を変更できるように構成された複数の利得可変装置と、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記複数の利得可変装置それぞれの利得を制御して前記無線キャリア周波数毎に受信信号の増幅率を可変設定する利得制御手段とを具備することを特徴とするマルチキャリア無線受信機。

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