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J-GLOBAL ID:200903055854313023
無味白色ゲル状絹フィブロインを混入加工してなる柔弾性緻密構造の加工食品
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
佐々木 實
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997044704
Publication number (International publication number):1998215794
Application date: Feb. 12, 1997
Publication date: Aug. 18, 1998
Summary:
【要約】【課題】 絹を原料とし、得られる絹フィブロインを利用した新規な食品に関するものであり、特にペプシンによる人工消化率が高められた無味白色ゲル状絹フィブロインを実現し、それを粘弾性付与材として適量混入加工することによって、その破断強度、ゼリー強度、粘着性、咀嚼性、ガム性等が増強されてなる新規な柔弾性緻密構造の加工食品を提供する。【解決手段】 セレシン除去処理の施されてなる絹フィブロイン溶液に対し、有効な割合となる範囲の塩化カルシウム溶液を混合して十分に加熱溶解した後、冷却、透析し、濾過して得た濾液を、酸性にpH調整してから、再度透析して生成してなる、ペプシンによる人工消化で高い消化率を示す無味白色ゲル状絹フィブロインが、粘弾性付与材として適量混入加工された、無味白色ゲル状絹フィブロインを混入加工してなる柔弾性緻密構造の加工食品である。
Claim (excerpt):
絹原料に炭酸水素ナトリウム溶液を加えてセレシン除去処理の施されてなる絹フィブロイン溶液に対し、絹フィブロインの可溶化を高めて体内摂取段階でのペプシンによる消化率を良くする上で有効な割合となる範囲の塩化カルシウム溶液を混合して十分に加熱溶解した後、冷却、透析することによって塩化カルシウムを除去した透折内液を生成した上、濾過し、該濾液のゲル化が促進されるよう酸性にpH調整してから、再度透析することにより、その透折内液として得られる、ペプシンによる人工消化で高い消化率を示す無味白色ゲル状絹フィブロインが、粘弾性付与材として適量混入加工されたものとしたことを特徴とする、無味白色ゲル状絹フィブロインを混入加工してなる柔弾性緻密構造の加工食品。
IPC (5):
A23L 1/00
, A23C 9/137
, A23J 3/04
, A23L 1/06
, A23L 1/10
FI (5):
A23L 1/00 Z
, A23C 9/137
, A23J 3/04
, A23L 1/06
, A23L 1/10 Z
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