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J-GLOBAL ID：200903055951764382

消泡方法

Inventor： 堺 和昭 ,  佐藤 常勉 ,  住野 寿彦
Applicant, Patent owner： 川崎化成工業株式会社
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992333352
Publication number (International publication number)：1994178902
Application date： Dec. 15, 1992
Publication date： Jun. 28, 1994
Summary：

【要約】[目的] パルプ洗浄工程において、生成したパルプを真空ドラムウオッシャーにより多段向流に洗浄する際に、発生する起泡を効果的に破泡し、抑泡するための消泡剤の添加方法に関するものである。[構成] 真空ドラムウオッシャーで分離したろ液を、バット及びリパルパーに循環する際に、シリコンオイル、疎水性シリカ等のケイ素化合物を主剤とする消泡剤を、直接又は機械的な混合機を介して、注入し、分散させ、向流多段に組合せた真空ドラムウオッシャーのバット、リパルパー及び液排出配管内に生成する泡を破泡し、抑泡する。[効果] 設置された段数の真空ドラムウオッシャーにより、樹種により性状が異なるブロー黒液を効果的に置換洗浄し、清浄なパルプを得るために、高機能、且つ、少添加量の消泡剤を、適正量を効果的に添加し、その分散拡散が不可欠な用途に適用できる。

Claim (excerpt)：

原黒液の供給配管(a)、洗浄水の散布配管(b)、真空ドラムウオッシャーからのろ液排出配管(c)、ろ液を真空ドラムウオッシャーのバット及びリパルパーに循環する配管(d)を備えた真空ドラムウオッシャー(e)とリパルパー(g)との組合せにより、パルプを多段向流に洗浄する工程において、真空ドラムウオッシャーからのろ液を貯えたろ液貯槽(h)から真空ドラムウオッシャーのバット(f)及びリパルパーに循環する配管(d)の管路内を循環するろ液中に、シリコンオイル、疎水性シリカ等のケイ素化合物を主剤とする消泡剤を、直接又は機械的な混合機を介して、注入し、分散させ、向流多段に組合せた真空ドラムウオッシャーのバット(f)、リパルパー(g)及び液排出配管(c)及びろ液貯槽(h)内に生成する泡を破泡し、又は、抑泡することを特徴とする消泡方法。