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J-GLOBAL ID:200903056071170277
核磁気共鳴を用いた検査装置
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
,
Agent (1):
小川 勝男
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996058755
Publication number (International publication number):1997248286
Application date: Mar. 15, 1996
Publication date: Sep. 22, 1997
Summary:
【要約】【課題】EPIの計測データに対する体動補正を、ナビゲーションエコーの発生なしに行う核磁気共鳴を用いた検査装置を提供する。【解決手段】ky方向で位相値を計算するデータ点をK空間で決定する(処理1)。計測データと同一のシーケンスで体動基準データを取得し(処理2)、その位相値(基準位相値)を計算し保存する(処理3、処理4)。計測データを取得し(処理5)その位相値を計算する(処理6)。(計測データの位相値-基準位相値)の計算を行い(処理7)、近似直線を算出し(処理8)、これを用い各ky座標点での位相差の値を求め(処理9)、その符号を反転した値を補正値とし計測データを補正する(処理10)。(処理5)から(処理10)は計測データ毎に行う。(処理7)で求めた位相差の符号を反転して補正値として用いても良い。xy平面内の体動を補正する場合も、このアルゴリズムを拡張して対応できる。【効果】エコー信号毎に異なる補正値を導出し、体動補正を高精度にできる。
Claim (excerpt):
静磁場を発生する静磁場発生手段と、三方向のそれぞれに強度勾配を有する磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、検査対象の核磁化を励起する高周波磁場を発生する高周波磁場発生手段と、前記検査対象からの核磁気共鳴信号を検出する検出手段と、前記信号検出手段の検出信号の演算を行い、前記検査対象の所定の断面での核磁化の励起、及び前記核磁気共鳴信号を検出するパルスシーケンスを制御する演算制御手段とを有する核磁気共鳴を用いた検査装置において、前記演算制御手段は、(a)エコープラナー撮影法を行う所定のパルスシーケンスの制御と、(b)(1)前記所定のパルスシーケンスで前記検査対象を計測して得るエコー信号データを計測データとして位相空間(以下、k空間という)に配置し、前記k空間の複数の座標点を指定すること、(2)前記所定のパルスシーケンスで計測した、前記検査対象の体動の影響を補正する基準データを前記k空間に配置し、前記座標点における前記基準データの位相値(以下、基準位相値という)を算出すること、(3)前記所定のパルスシーケンスで計測した、前記検査対象の計測データを前記k空間に配置し、前記座標点における前記計測データの位相値を算出すること、(4)前記計測データの位相値と前記基準位相値との位相差を用いて、前記検査対象の体動の影響を表す体動補正値を算出することと、及び(5)前記体動補正値を用いて、前記検査対象の前記k空間における前記計測データの位相差を除去することからなる、前記検査対象の体動補正の影響を除去する演算処理と、を行うことを特徴とする核磁気共鳴を用いた検査装置。
IPC (2):
FI (2):
A61B 5/05 311
, G01N 24/08 510 Y
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