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J-GLOBAL ID:200903056136460642

高生産性気体分離方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 秋元 輝雄
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992231546
Publication number (International publication number):1994055027
Application date: Aug. 07, 1992
Publication date: Mar. 01, 1994
Summary:
【要約】 (修正有)【目的】 圧力揺動吸着法(PSA法)による高負荷運転と高速再生が可能であり、高い生産性をもちかつ製品収率の高い小型コンパクトなガス分離器(例えば酸素濃縮器)を開発する。【構成】 n箇からなる圧力振動吸着法システムにおいて、加圧送入(A-C)、製品ガス採取(C-D)、脱着パージ(D-E)、他箇との均圧操作(E-G)、排出(G-K)および昇圧操作(K-A)を1サイクル操作(時間:T)とし、この操作をT/n時間ずつずらして他箇で実施する操作において、原料送入速度Qp(l/s)をQp=KPVとする。但しP=初期圧(ata)、V=吸着箇容積(l)、K=1〜4である。
Claim (excerpt):
2以上の気体成分から成る気体混合物中の不要気体成分を選択的に吸着しうる吸着剤が層状に充填された少なくとも2以上の吸着搭(搭数をnとする)から成る圧力振動吸着法システムにおいて、原料ガスを大気圧以上の初期圧にて筒内へ加圧送入し、不要ガスを筒内入口端部より吸着剤に吸着させ、吸着されなかったガスを筒出口端部へ前進させて圧縮して最高圧力とし、最高圧力近傍で筒出口端部より吸着されなかったガスの一部を製品ガスとして取出し、残部をパージガスとして最低圧力近傍にある他筒へ非定常流として供給し、加圧を停止し、他筒とのn段階均圧操作による降圧を行い、最終段階操作により筒内ガスを大気中へ解放して最低圧力とし、他筒より非定常流によるパージ流れを受入れて、吸着能力を復帰し、再び他筒とのn段階均圧操作を経て初期圧に戻る一連の圧力変動操作を1サイクル操作(時間;T)とし、この操作をT/n時間ずつずらして、他筒で実施する循環操作において、初期圧より操作の最高圧にする迄の原料送入速度Qp (リットル/秒)が下記の式で表される送入速度で行うことを特徴とする気体分離方法。Qp =kPVP(ata)は初期圧、V(リットル)は吸着筒容積を表し、k=1〜4であり、主としてポンプの圧縮特性と吸着剤性能により決まる定数である。

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