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J-GLOBAL ID:200903056144964692

逆解析手法による多関節筋力特性の測定法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉井 昭栄 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996096905
Publication number (International publication number):1997276255
Application date: Apr. 18, 1996
Publication date: Oct. 28, 1997
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 摘出手術せずに筋力特性パラメータ値を知ることが困難であったところを、容易に測定でき、かつ運動特性を定量的に精度良く評価できる多関節筋力特性の測定法を提供する。【解決手段】 測定条件の運動をコンピュータにより運動解析し、解析結果の作用力特性が測定結果に良く一致する筋力パラメータ値を逆解析手法により求めて測定筋力特性値とする。運動時に関わる筋群・骨格の筋骨格系力学モデル及び各筋の筋力発生モデルを定め、筋群は単関節筋及び多関節筋の組み合わせでモデル化し、それらモデルのパラメータを変数とする運動力学モデルを構築する。それに基づく運動解析用プログラムソフトを作成し、この変数のうち実験時の測定結果により得られる既知パラメータを運動解析に入力して逆解析することにより、残りの未知パラメータの筋力特性パラメータが得られ、この逆解析にあたり数理計画法書などのうち、問題に適するものを選ぶようにする。
Claim (excerpt):
多関節の筋骨格系による運動を対象とし、測定対象の運動時に動作する被験者の各関節部位毎に角速度を一定に制御する装置を取り付け、或いは各関節毎の角速度を漸増的または漸減的に制御させる装置を取り付けて、総合的発揮力が作用する部位に作用力計を取り付けて、被験者が最大努力で駆動した時の前記部位の作用力を測定し、その測定条件の運動をコンピュータにより運動解析し、解析結果の作用力特性が測定結果に良く一致する筋力パラメータ(特性変数)値を逆解析手法により求めて測定筋力特性値とする方法を基本とし、コンピュータの運動解析にあたっては、運動時に関わる筋群・骨格の筋骨格系力学モデルおよび各筋の筋力発生モデルを定め、筋群は単関節筋および多関節筋の組み合わせでモデル化し、もし複数の筋力が協調あるいは相殺する場合はそれらの筋を一つの等価な筋モデルで表し、それらモデルのパラメータを変数とする運動力学モデルを構築し、それに基づく運動解析用プログラムソフトを作成し、この変数のうち実験時の測定結果により得られる既知パラメータを運動解析に入力して逆解析することにより、残りの未知パラメータの筋力特性パラメータが得られ、この逆解析にあたり創発的方法(人工生命,遺伝的アルゴリズムなど),学習的方法(ニューロネットワーク,ファジイ推論,知識推論など),数理計画法(線形計画法,非線形計画法,多目的計画法など)などのうち、問題に適するものを選ぶようにしたことを特徴とする逆解析手法による多関節筋力特性の測定法
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)

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