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J-GLOBAL ID:200903056378015317
電子現金方式
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
草野 卓
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991170131
Publication number (International publication number):1993020344
Application date: Jul. 10, 1991
Publication date: Jan. 29, 1993
Summary:
【要約】【目的】 不正使用を防ぎ、かつ譲渡を可能とする。【構成】 利用者1が電子紙幣を譲渡する際には、電子紙幣の利用最小単位に対応した階層構造テーブル中の譲渡金額に対応するノードを定め、そのノードに対応する値の剰余べき乗根と電子紙幣とを利用者2へ送り、利用者2はその正当性を検証すると共に、利用者1に質問情報を送り、利用者1はその質問に対応した応答文を、階層構造テーブル中の該当ノードに対応する値の剰余べき乗根を求めて生成して利用者2へ送り、利用者2は先の問い合わせに対する利用者1からの応答文の正当性を確認し、それが正しければその金額の電子紙幣による譲渡を認める。
Claim (excerpt):
電子現金を発行する機関(銀行と呼ぶ)、電子現金を譲渡する利用者1,電子現金を譲渡される利用者2から構成された電子現金方式において、銀行に新たに口座を開く上記利用者1及び2はそれぞれ利用者の識別情報を含んだ秘密情報(利用者情報)より乱数で攪乱したK組(Kは2以上の整数)のブラインド情報を作成し、銀行は、そのブラインド情報の中でL組(L<K)の情報の開示を求め、開示された情報が正しく作成されていれば、残りの未開示のK-L組の情報に対しブラインド署名を作成し利用者に送信し、利用者は、銀行から受信したブラインド署名から利用者情報に対する銀行の署名を計算して、この利用者情報とその銀行署名の対を利用許可証として受け、上記利用者1が、秘密の乱数より認証用情報を生成し、その認証用情報と上記利用者1の上記利用許可証より、引き出す電子現金(電子紙幣と呼ぶ)の金額に相当するブラインド情報を生成して銀行に送信し、銀行は、そのブラインド情報より、引き出し金額に相当するブラインド署名を作成し上記利用者1に送信し、利用者1は、銀行から受信したブラインド署名から認証用情報と利用者1の利用許可証に対する銀行の署名を計算して、この認証用情報及び利用許可証と、引き出し金額に対応する銀行署名との対を電子紙幣とし、上記利用者1が上記利用者2に電子紙幣を譲渡する際には、該当電子紙幣の利用残高以内の譲渡額を定めた後に、電子紙幣の利用最小単位に対応した階層構造テーブルを定め、さらに、そのテーブル中の譲渡金額に対応するノードを定め、上記利用者1は、電子紙幣を提示すると共に、譲渡金額該当ノードに対応する値の剰余べき乗根を上記利用者2に送り、その利用者2は、その正当性を検証すると共に、利用者1に質問情報を送り、利用者1は、利用者2からの質問に対応した応答文を階層構造テーブル中の該当ノードに対応する値の剰余べき乗根を求めることにより生成して利用者2に提示し、利用者2は、利用者2の問い合わせに対する利用者1の応答文の正当性を確認し、それが正しければ、該当金額の電子紙幣による譲渡を認めることを特徴とする電子現金方式。
IPC (2):
G06F 15/30 330
, G06F 15/30 340
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