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J-GLOBAL ID:200903056447096685

インジウム含有物からインジウムを回収する方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 丸岡 政彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1998092394
Publication number (International publication number):1999269570
Application date: Mar. 20, 1998
Publication date: Oct. 05, 1999
Summary:
【要約】【課題】 従来技術のもつ前記課題を解決して、様々な不純物を含むインジウム含有物から高純度インジウムを効率よく回収する方法を提供すること。【解決手段】 インジウム含有物を硫酸で浸出処理してInと共に酸に可溶な金属を溶解し、得られた浸出液に酸化還元電位を調整しながらNaSHを添加してCu等のIn以外の金属を沈殿除去する。得られたインジウム含有水溶液に硫酸とNaSHを添加してInを硫化物として沈殿濃縮する。該In硫化物に硫酸酸性下でSO2 ガスを吹き込むことによりInを選択的に浸出し、pH調整の後、得られたIn含有浸出液に亜鉛末を添加し、Inスポンジを置換析出させる。得られたInスポンジを塩酸で浸出し、浸出液にH2 Sを吹き込んでCd等の残留金属イオンを沈殿除去した後電解採取を行って純度5N以上のの金属インジウムを得る。
Claim (excerpt):
(1)インジウム含有物を酸で浸出処理し、Inと共に酸に可溶な金属を溶解する酸浸出工程と、(2)前記(1)の工程で得られた浸出液に酸化還元電位を調整しながら硫化剤を添加し、Cu等のIn以外の金属を沈殿除去するCu等除去工程と、(3)前記(2)の工程で得られたインジウム含有水溶液に硫酸と硫化剤を添加してInを硫化物として沈殿濃縮する硫化沈殿工程と、(4)前記(3)の工程で得られたインジウム硫化物に硫酸酸性下でSO2 ガスを吹き込むことによりInを選択的に浸出するSO2 浸出工程と、(5)前記(4)の工程で得られたインジウム含有浸出液のpHと溶存SO2 濃度を調整した後、金属粉を添加し、インジウムスポンジを置換析出させる置換析出工程と、(6)前記(5)の工程で得られたインジウムスポンジを塩酸で浸出する塩酸浸出工程と、(7)前記(6)の工程で得られたインジウム浸出液に硫化剤を添加し、Cd等の残留金属イオンを沈殿除去して電解元液を得るCd等除去工程と、(8)前記(7)の工程で得られた電解元液を電解して高純度の金属インジウムを得る電解採取工程、とからなることを特徴とするインジウム含有物からインジウムを回収する方法。
IPC (2):
C22B 58/00 ,  C25C 1/22
FI (2):
C22B 58/00 ,  C25C 1/22

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