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J-GLOBAL ID:200903056654868507

流体封入式防振装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 笠井 美孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2004374250
Publication number (International publication number):2006177530
Application date: Dec. 24, 2004
Publication date: Jul. 06, 2006
Summary:
【課題】 受圧室と平衡室の相対的な圧力変動に基づくオリフィス通路を通じての流体流動量を十分に確保して、オリフィス通路による防振効果が有効に発揮されるようにすると共に、受圧室における急激且つ過大な負圧の発生を解消して、気相分離に起因する異音や振動などの不具合を回避することが出来る新規な構造の流体封入式防振装置を提供すること。【解決手段】 仕切部材42に受圧室46へ突出する筒状嵌着部60を設けると共に、かかる筒状嵌着部60を径方向に貫通して、受圧室46と平衡室48とを相互に連通せしめる連通孔62を設ける一方、筒状嵌着部60に対して嵌着ゴム膜64をその弾性力によって筒状嵌着部60の外周面に流体密に密着するように外嵌装着して、連通孔62の受圧室46側開口部が嵌着ゴム膜64によって閉塞されるようにした。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
防振連結される一方の部材に取り付けられる第一の取付部材と防振連結される他方の部材に取り付けられる第二の取付部材を本体ゴム弾性体で連結せしめ、該本体ゴム弾性体で壁部の一部が構成されて振動入力時に圧力変動が生ぜしめられる受圧室と、壁部の一部が可撓性膜で構成されて容積変化が許容される平衡室を、該第二の取付部材で支持された仕切部材を挟んだ両側に形成して、それら受圧室と平衡室に非圧縮性流体を封入すると共に、該受圧室と該平衡室を相互に連通するオリフィス通路を設けた流体封入式防振装置であって、 前記仕切部材において、筒状外周面をもって受圧室側に向かって突出する筒状嵌着部を形成すると共に、該筒状嵌着部において前記受圧室と前記平衡室を相互に連通せしめる連通孔を外周面に開口せしめて形成する一方、該筒状嵌着部の外周面に対して筒状の嵌着ゴム膜を密接状態で外嵌装着して、該嵌着ゴム膜の一方の面に該受圧室の圧力が作用せしめられると共に、他方の面に該平衡室の圧力が作用せしめられることにより、受圧室の圧力が平衡室の圧力に比して所定量よりも小さくなった場合において、該嵌着ゴム膜が弾性変形せしめられて該連通孔が実質的に開口状態とされるようにしたことを特徴とする流体封入式防振装置。
IPC (3):
F16F 13/10 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/18
FI (3):
F16F13/00 620D ,  B60K5/12 F ,  F16F13/00 620R
F-Term (8):
3D035CA05 ,  3J047AA03 ,  3J047AB01 ,  3J047CA02 ,  3J047CB06 ,  3J047CB12 ,  3J047DA01 ,  3J047FA02
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (1)
  • 特公平7-107416号公報

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