Pat
J-GLOBAL ID:200903056733425009
非採血式ハンディ血糖計(3)
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2002295479
Publication number (International publication number):2004073814
Application date: Aug. 21, 2002
Publication date: Mar. 11, 2004
Summary:
【課題】非採血式ハンディ血糖計は、生体成分による影響を排除し、グルコースの極大吸収波長の光が耳朶を透過できるようにして、透過光量の変量から血糖値の変量を読み取ることを可能にし、なおかつ、生体の個体差による誤差を縮小しなければならない。【解決手段】近赤外線の上限域のグルコースの極大吸収波長の光と、主要な生体成分である水・たんぱく質・脂質・炭水化物のそれぞれの極大吸収波長の光を併用して照射し、グルコースを透過した波長の光のみを増大して測定することにより生体成分による影響を極力排除しながら、透過光量を血糖値に変換して読み取る。又、変換のための「相関表」を数種のパターンに分けて、各個人が自分に最適のものを選んで使用することで個体差による誤差を縮小する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
本発明は、受光部を持つ本体と光出力部を持つ開閉式の可動体よりなり、本体と可動体の間が検体の耳朶を挟むホールダーになっているハンディタイプの血糖計で、光出力部は窓部と単一又は複数の発光ダイオードによって構成され、又、受光部は「相関表」・窓部・透過光を検出するフォトダイオード・「相関表」の読み取り装置・ディスプレーを持つ表示装置によって構成され、回路に接続されるもので、耳朶に照射した光の透過光量を血糖値に変換して読み取る方式の血糖計である。
「相関表」は、糖尿病検査のぶどう糖負荷試験の方法に準じて、同一検体において、一方で血糖値の精密検査を行い、同時にもう一方で臨床試験用「光測定器」(「非採血式ハンディ血糖計」の光照射装置と透過光検出装置に相当するもの)を用いて、耳朶に、近赤外線の上限域におけるグルコースの極大吸収波長の光と、生体成分の水・たんぱく質・脂質・炭水化物のそれぞれの極大吸収波長の光を併用して照射し、グルコースの極大吸収波長の光の透過光量のみを測定し、その血糖値と透過光量の数値の間に相関関係を結び、それを低血糖から高血糖までの各段階に拡張して各個体固有の仮の”一次相関表”を作成し、次にそれらを多数集積して仮の”二次相関表”を作成するが、この仮の”二次相関表”は各個体固有の仮の”一次相関表”の集合したものであり、必然的に生体成分の個体差の影響を受け各段階の血糖値と相関する透過光量の数値にばらつきが生じるが、そのばらつきの上限から下限までを一定の幅に区分して数種のパターンに分類し、各パターン内の数値の平均値を出し、改めて各段階の血糖値と相関関係を結び、各パターン毎に集積して数種のパターンの「相関表」を作成する。
本発明は、グルコースの極大吸収波長域では主要な生体成分の殆どが関与する吸収があるので、その影響を避けるためそれぞれの成分の極大吸収波長の光を照射して影響を排除し、更に、数種のパターンの「相関表」の中から各個人が自分に最適のものを選んで使用することで個体差による誤差を縮小することを特徴とする「非採血式ハンディ血糖計(3)」
IPC (1):
FI (1):
F-Term (4):
4C038KK10
, 4C038KL05
, 4C038KL07
, 4C038KX04
Return to Previous Page