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J-GLOBAL ID：200903056809342795

移動体通信網における隣接通話帯域予約接続方式

Inventor： 小村 和司
Applicant, Patent owner： 株式会社日立製作所
Agent (1)： 薄田 利幸 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1991291640
Publication number (International publication number)：1993130022
Application date： Nov. 07, 1991
Publication date： May. 25, 1993
Summary：

【要約】【目的】移動通信網の空き通話チャンネルを効率良く利用することが可能であり、しかも、空き通話チャンネルの無い隣接通話帯域に移動局が進入しても通話の強制的な遮断を伴うことのない予約接続方式を提供すること。【構成】?@自局の移動情報(位置情報及び方向情報)を無線基地局に送信するための手段を備えた移動局と、?A通話状態又は保留状態の移動局から送られて来る移動情報信号に基づいて当該移動局の進行方向にある隣接通話帯域を判定し、当該隣接帯域の無線基地局に対して空き通話チャンネルの予約命令信号を送信するように構成された無線基地統制局と、?B無線基地統制局から送られて来る予約命令信号に基づいて自局の空き通話チャンネルを探索して捕捉(予約)し、通話状態又は保留状態の移動局が他局の通話帯域から自局の通話帯域に進入した場合、予約済の通話チャンネルを当該移動局に割り当てて必要な回線接続制御を行なうように構成された無線基地局ともって移動体通信網を構成する。

Claim (excerpt)：

複数の通話チャンネルを有する複数の無線基地局と、これらの無線基地局との間で無線交信を行なうための一又は二以上の移動局と、無線基地局を統括して制御するための無線基地統制局とからなり、起呼に応じて移動局に所定の通話チャンネルを割り当てて回線接続を行なうように構成された移動体通信網において、?@移動局は、自局の位置と進行方向を表示する移動情報信号を無線基地局に対して送信するための手段を少なくとも備えており、?A無線基地統制局は、通話状態又は保留状態(空き通話チャンネルが無くて回線接続が保留状態である場合をいう)の移動局から送られて来る移動情報信号に基づいて当該移動局の進行方向にある隣接通話帯域を判定し、当該隣接帯域の無線基地局に対して空き通話チャンネルの予約命令信号を送信するように構成されており、かつ、?B無線基地局は、無線基地統制局から送られて来る予約命令信号に基づいて自局の空き通話チャンネルを探索して捕捉(予約)し、通話状態又は保留状態の移動局が他局の通話帯域から自局の通話帯域に進入した場合、予約済みの通話チャンネルを当該移動局に割り当てて必要な回線接続制御を行なうように構成されていることを特徴とする隣接通話帯域予約接続方式。