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J-GLOBAL ID:200903056810679426

拡散異常細胞に対するPDT施療用内部二光子励振装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 吉武 賢次 (外4名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998548102
Publication number (International publication number):2001527446
Application date: Apr. 15, 1998
Publication date: Dec. 25, 2001
Summary:
【要約】長い波長の光を放射する複数の光源が、例えばソラーレンのような光反応剤を優先的に吸収した細胞による二光子吸収の起きる可能性を増大させるように延長された期間に亙って電力供給される。前記細胞は、例えば器官内の治療部位全体に亙って拡散的に分散した顕微鏡的転移性癌細胞であることが好ましい。前記複数の光源は複数の導電性配線を含む支持プレート上に取り付けられ、間隔を保ったアレイとして配列される。複数のこの種アレイは治療しようとする器官の外側表面に順応できる柔軟シートに取り付けられることが好ましい。光源によって放射される光は赤外線または近赤外線周波帯に属するので、治療部位における組織に深く浸透する。治療期間およびこの治療を施すために使用する光源の個数は転移性癌細胞による二光子吸収の起きる可能性を大きくする。前記二光子吸収は、前記光反応剤の固有光吸収周波帯が紫外線周波帯に属する場合であっても腫瘍における癌細胞を破壊するように光反応剤を活性化することが実証されている。
Claim (excerpt):
近赤外線周波帯より実質的に短い光に対する固有吸収周波帯を持つ光反応剤を既に吸収している治療部位における拡散済みの顕微鏡的転移性細胞を破壊するために赤外線または近赤外線周波帯を有する光を用いて患者体内の治療部位に光力学的治療を施す装置において、 (a)電流源へ結合するように適応された複数の導体がその上に配置された支持プレートと、 (b)前記支持プレート上に取り付けられた複数の光源とを有し、前記複数の光源が複数の前記導体によって運ばれた電流によって電力供給されるように前記光源が複数の前記導体と電気的に接触し、前記光源が近赤外線から赤外線までの周波帯に属する長い波長の光を放射し、 (c)1つの光源から放射された光が別の光源によって放射された光と交差するように前記複数の光源によって放射された光を方向付ける手段を有し、それによって、光力学的反応により前記細胞を破壊するために治療部位における拡散済み顕微鏡的転移性細胞内の前記光反応剤によって2つの光子が実質的同時に吸収される可能性を増大させる、 装置。
IPC (3):
A61N 5/06 ,  A61K 45/00 ,  A61P 43/00 125
FI (3):
A61N 5/06 E ,  A61K 45/00 ,  A61P 43/00 125

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