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J-GLOBAL ID:200903056850294861
エチレンを重合および共重合させて超高分子量エチレンポリマーを得るための触媒成分の製造方法
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
湯浅 恭三 (外5名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993151812
Publication number (International publication number):1994056917
Application date: Jun. 23, 1993
Publication date: Mar. 01, 1994
Summary:
【要約】【目的】 狭い粒度分布を有する超高分子量エチレンポリマーを製造しうる高活性触媒系を開発する。【構成】 グリニャール化合物をハロゲン化剤、チタン化合物、ペルハロゲン化合物および電子供与化合物と反応させ、次いで得られた固体を平均粒度0.5-5μmに微粉砕することにより触媒成分が得られ、これを有機アルミニウム化合物と共にエチレンの重合および共重合に用いると、平均粒径50-200μmおよび粘度指数2000cm3/g以上の超高分子量ポリエチレンが得られる。平均粒径は触媒粒径および触媒の生産性により調節することができる。
Claim (excerpt):
エチレンを懸濁液中または気相で重合および共重合させて超高分子量エチレンポリマーを得るための触媒成分の製造方法において、a)式Iのマグネシウム化合物R1-Mg-R2 (I)(式中、R1およびR2は等しいか、または異なり、C1-C20-アルキル基、C5-C20-シクロアルキル基、C6-C20-アリール基またはC2-C20-アルケニル基である)を不活性炭化水素中で0-100°Cの温度においてb)式IIのハロゲン化剤R3-X (II)(式中、Xはハロゲン原子であり、R3はC1-C20-アルキル基、C5-C20-シクロアルキル基、C6-C20-アリール基またはC2-C20-アルケニル基である)と反応させて式IIIの固体生成物 (R1,R2,R3)n-Mg-X2-n (III)(式中、R1、R2およびR3は上記に定めたものであり、0.5≦n≦1.5である)となし、そしてc)式IVの炭化水素可溶性チタン化合物Zm-Ti-Y4-m (IV)(式中、ZおよびYは等しいか、または異なり、ハロゲン原子、C1-C6-アルコキシ基、またはC1-C20-カルボキシル基であり、mは0-4の数値である)および式Vのペルハロゲン化合物Xp-C-Q4-p (V)(式中、Xはハロゲン原子であり、Qはハロゲン原子または水素原子であり、pは3または4である)と、Ti:Mgのモル比0.01-1およびTi:ペルハロゲン化合物の比0.1-1において反応させ、その際d)反応工程a)、b)およびc)のいずれかにおいて電子供与化合物がマグネシウム化合物のモル当たり0.01-1モルの量で存在し、そしてe)得られた固体を次いで平均粒度0.5-5μmに微粉砕することよりなる方法。
IPC (3):
C08F 4/654 MFG
, C08F 2/34 MCG
, C08F 10/02
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