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J-GLOBAL ID:200903057233028859

可逆的感熱記録媒体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 池浦 敏明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993345384
Publication number (International publication number):1995179038
Application date: Dec. 21, 1993
Publication date: Jul. 18, 1995
Summary:
【要約】【目的】 発色剤と顕色剤との間の反応を利用した感熱記録媒体において、その発色と消色を加熱のみで容易に行わせることができ、しかもその発色状態と消色状態を室温で安定的に保持することが可能で、かつ消色温度が発色温度よりも低いために画像の形成及び消去を温度変化により何度も問題なく繰り返すことのできる感熱記録媒体を提供すること。【構成】 支持体上に、発色剤と電子受容性ポリマー結合剤とを含む層、及び顕色剤と電子供与性ポリマー結合剤とを含む層とが隣接して積層されている可逆的感熱記録媒体であって、最低発色温度以上での加熱・冷却による記録画像の書込みと、発色温度より低い温度での加熱・消去とを可逆的に行うことを特徴とする可逆的感熱記録媒体。
Claim (excerpt):
支持体上に、電子供与性呈色性化合物と電子受容性ポリマー結合剤とを含む層と、電子受容性化合物と電子供与性ポリマー結合剤とを含む層の両層が隣接して積層されている記録層を備え、該記録層を加熱すると電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物とが反応して発色記録状態を形成し、発色記録状態の該記録層を前記の発色温度よりも低い温度に加熱すると、電子供与性呈色性化合物と電子受容性化合物とが分離して記録が消去される可逆的感熱記録媒体であり、最低発色温度以上の温度に加熱してから冷却すると室温で長期間安定的に保存することができる発色記録画像を形成し、記録画像が形成されている記録層を発色温度よりも低い温度に加熱してから冷却すると、記録の消えた消色状態を室温で長期間安定的に保持することができ、この発色記録と記録消去を何回も繰り返して行うことができることを特徴とする可逆的感熱記録媒体。

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