Pat
J-GLOBAL ID:200903057525891060
ベリリウム銅合金ばね材およびその製造方法
Inventor:
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
有近 紳志郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995270919
Publication number (International publication number):1997111374
Application date: Oct. 19, 1995
Publication date: Apr. 28, 1997
Summary:
【要約】【課題】 ベリリウム銅合金ばね材の半田付け性を改善する。【解決手段】 ベリリウムの平均含有率が13.5at%のベリリウム銅合金線の外周面に電着銅薄膜を形成する(ステップV1)。次に、引抜き加工を施して線状のベリリウム銅合金ばね材を得る(ステップV2)。次に、ベリリウム銅合金ばね材に対して析出硬化処理を施す(ステップV3)。次に、ベリリウム銅合金ばね材の外周面に溶融めっきにより錫膜または半田膜を形成する(ステップV4)。【効果】 ベリリウム銅合金ばね材の優れたばね特性を維持したままで半田付け性を改善できる。このため、強力なフラックスを用いたり,高温度で半田付けを行ったりする必要がなくなり、腐食やばね特性の劣化の問題がなくなる。従って、線径または箔厚を0.2mm以下とした場合でも良好な耐久性とばね特性とを得られるようになる。
Claim (excerpt):
ベリリウムの平均含有率が9.5〜13.5at%であるベリリウム銅合金材の外周面にベリリウムの濃度が0.05〜3.0at%であるベリリウム原子希薄層を形成し、そのベリリウム原子希薄層の外周面に錫膜又は半田膜を設けたことを特徴とするベリリウム銅合金ばね材。
IPC (2):
FI (2):
Return to Previous Page