Pat
J-GLOBAL ID:200903057571179749

フィラメント加熱トランスおよびその製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994242003
Publication number (International publication number):1996083689
Application date: Sep. 09, 1994
Publication date: Mar. 26, 1996
Summary:
【要約】【目的】 絶縁油中で使用するX線管などのフィラメント加熱トランスの2次巻線の絶縁被覆について、高温絶縁油中での耐久性、信頼性の向上をはかる。【構成】 リング状コア12、1次巻線11、2次巻線10からなり、1次巻線11は所要線間電圧、または層間電圧に耐える被膜絶縁電線で下層に巻かれる。2次巻線10は1次巻線11の上層に巻かれ、被覆材として架橋ポリエチレンを用い、かつ1次2次間耐圧に必要な厚さとした電線とすると共に2次巻線の端末芯線露出部は、1次巻線に対して所要の沿面距離Lをとるものとする。またこのフィラメント加熱トランス7の製造については、2次巻線10の材料をあらかじめリング状コア12の巻形状に成形しておき、この巻形状に成形した2次巻線の材料を巻く。
Claim (excerpt):
絶縁油中で使用される高周波、高耐電圧のX線管などのフィラメント加熱用トランスであって、リング状コア、加熱用インバータに接続される1次巻線、フィラメントに接続される2次巻線からなり、1次巻線は所要線間電圧、または層間電圧に耐える絶縁電線を用いて下層に巻かれ、2次巻線は、芯線の被覆材として、ポリエチレンを化学的または放射線処理した架橋ポリエチレンを用い、かつ1次2次間耐圧に必要な厚さとした絶縁電線とすると共に、2次巻線の巻き上がり外径は当該電線の外径の15倍以下となるよう1次巻線の上層に巻かれ、さらに芯線端末露出部は、1次巻線に対して所要の沿面距離を有することを特徴とするフィラメント加熱トランス。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (4)
Show all

Return to Previous Page