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J-GLOBAL ID:200903057817436428

テープ状酸化物超電導撚線およびそれを用いた超電導導体

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 深見 久郎 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1995268467
Publication number (International publication number):1997115357
Application date: Oct. 17, 1995
Publication date: May. 02, 1997
Summary:
【要約】【課題】 交流損失が低減され、偏流現象が抑制され、フレキシビリティを備え、かつ、よりコンパクトな超電導導体を提供する。【解決手段】 酸化物超電導体を第1の金属で被覆してなる素線を複数本撚り合わせて第1の撚線を作製し、それをさらに複数本撚り合わせて平角状に成形した第2の撚線に第2の金属を被覆して、熱処理を施し、テープ状酸化物超電導撚線を作製する。このようなテープ状酸化物超電導撚線は、その内部では、酸化物超電導体のフィラメントが第1および第2の撚線構造に応じて捩られた形状を有しており、かつ、1対の主要面のうち、片方の面側に銀よりも機械的強度の高い金属材料が偏在されている。このような撚線材11を芯材10に機械的強度の高い部分6aを外側に向けて螺旋状に巻き酸化物超電導導体を構成する。
Claim (excerpt):
酸化物超電導体またはその原料の粉末を銀および銀合金からなる群から選択される第1の金属で被覆してなる素線を複数本撚り合わせて第1の撚線を作製し、さらに前記撚線を複数本撚り合わせて平角状に成形して得られる第2の撚線に第2の金属を被覆し、熱処理を施してなるテープ状酸化物超電導撚線であって、前記素線に相当する部分にそれぞれ形成される酸化物超電導体のフィラメントが、前記第1および第2の撚線に相当する部分の撚り構造に応じて捩られた形状を有しており、かつ、前記第2の金属は、機械的強度の異なる材料から構成されており、前記テープ状酸化物超電導撚線における1対の主要面のうち片方の面側に、前記第2の金属のうち前記第1の金属よりも機械的強度の高い金属材料が偏在させられていることを特徴とする、テープ状酸化物超電導撚線。
IPC (4):
H01B 12/08 ZAA ,  C01G 1/00 ,  C01G 29/00 ZAA ,  H01B 13/00 565
FI (4):
H01B 12/08 ZAA ,  C01G 1/00 S ,  C01G 29/00 ZAA ,  H01B 13/00 565 D

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