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J-GLOBAL ID:200903057902382221

リチウム二次電池負極用炭素材料

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 八田 幹雄 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997101952
Publication number (International publication number):1998326611
Application date: Apr. 18, 1997
Publication date: Dec. 08, 1998
Summary:
【要約】【課題】 リチウム二次電池用炭素負極材料として好適な、放電容量が大きく、サイクル初期の段階からの充放電電気量効率が高く、サイクル特性、負荷特性に優れた材料を提供する。【解決手段】 コークス原料より製造した生コークスの粉末を酸化性ガス雰囲気下で熱処理して酸化した後に黒鉛化して調製した黒鉛化炭素粉末であり、X線広角回折法における炭素網面層の面間隔(d002 )及び結晶子のC軸方向の大きさ(Lc)、熱膨張係数(CTE)、アルゴンレーザーを用いたラマン分光法における1360cm-1近傍のピークの1580cm-1近傍のピークに対する強度比(R)がそれぞれd002 ≦3.337nm、Lc≧30nm、CTE≧3.0×10-6°C-1、R≧0.3であることを特徴とするものである。
Claim (excerpt):
石油系又は石炭系重質油のうちの少なくとも一つのコークス原料より製造した生コークスの粉末を酸化性ガス雰囲気下で加熱して酸化した後に黒鉛化してなる黒鉛化炭素粉末であって、該炭素粉末のX線広角回折法における炭素網面層の面間隔(d002 )、結晶子のC軸方向の大きさ(Lc)、熱膨張係数(CTE)、及び、アルゴンレーザーを用いたラマン分光法における1360cm-1近傍のピークの1580cm-1近傍のピークに対する強度比(R=I1360/I1580)がそれぞれd002 ≦0.337nm、Lc≧30nm、CTE≧3.0×10-6°C-1、R≧0.3であることを特徴とするリチウム二次電池負極用炭素材料。
IPC (3):
H01M 4/02 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40
FI (3):
H01M 4/02 D ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40 Z

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