Pat
J-GLOBAL ID:200903058034325760

使用済み燃料の再処理方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 猪股 祥晃
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994193032
Publication number (International publication number):1996054493
Application date: Aug. 17, 1994
Publication date: Feb. 27, 1996
Summary:
【要約】【目的】反応温度が低く、水溶液を用いず、溶融塩の移動がなく、除染性能を高め、工程を簡素化する。【構成】使用済み酸化物燃料1を金属リチウムを含むLiClまたはLiCl-KCl溶融塩中に投入して 500〜 800°Cでウランと超ウラン元素を金属に還元4する。溶融塩中で還元できない希土類核分裂生成物を相分離6する。溶融塩中に生成した酸化リチウムは電解再生5により還元して金属リチウムにし、溶融塩を再使用する。還元された金属リチウムは還元4の工程に戻され、再使用する。相分離されたウランと超ウラン元素をLiCl-KCl溶融塩中で 450〜 550°Cの範囲で電解7して精製する。電解7の工程においてウランと超ウラン元素に付着した溶融塩とカドミウムを蒸留して除去する。
Claim (excerpt):
ウランおよび超ウラン元素の酸化物を含む使用済み酸化物燃料を解体,せん断したのち、機械的に脱被覆または脱被覆することなく、前記酸化物燃料を溶融塩中でウランと超ウラン元素の金属に還元したのち、この還元されたウランと超ウラン元素の金属と前記溶融塩とを相分離し、この相分離されたウランと超ウラン元素の金属からウランを固体陰極に、超ウラン元素をカドミウム陰極に電解法によって分離し、前記固体体陰極にウランとともに付着している溶融塩と前記カドミウム陰極に析出しているウランと超ウラン元素を蒸留し付着している溶融塩とカドミウムを除去することを特徴とする使用済み燃料の再処理方法。

Return to Previous Page