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J-GLOBAL ID：200903058399800491

吸収性物品

Inventor： 笠井 孝夫 ,  湊 雅則
Applicant, Patent owner： 花王株式会社
Agent (1)： 羽鳥 修 (外1名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1996279239
Publication number (International publication number)：1998118117
Application date： Oct. 22, 1996
Publication date： May. 12, 1998
Summary：

【要約】【課題】 吸収体が薄型であって、排泄液のストック能力の低下や高吸水性ポリマーのゲルブロッキングなどによる吸収性の低下が生じず、漏れを生じない吸収性物品を提供すること。【解決手段】 表面シートと裏面シートと吸収体とを有し、吸収体1は、液透過時間が20秒以下である高吸水性ポリマー(A)2を含む第1吸収層20と、DW法による生理食塩水の吸水速度が5g/30秒/0.3g以上である高吸水性ポリマー(B)3を含む第2吸収層30とを有しており、また、該高吸水性ポリマー(A)2と該高吸水性ポリマー(B)3とが実質的に混合しないようになされており、更に、上記第1吸収層20は上記表面シート側に位置し、上記第2吸収層30は上記裏面シート側に位置するように配されている吸収性物品。

Claim (excerpt)：

液透過性の表面シートと、液不透過性の裏面シートと、これら両シート間に介在する液保持性の吸収体とを有する吸収性物品において、上記吸収体は、下記(1)の特性を有する高吸水性ポリマー(A)を含む第1吸収層と、下記(2)の特性を有する高吸水性ポリマー(B)を含む第2吸収層とを有しており、また、該高吸水性ポリマー(A)と該高吸水性ポリマー(B)とが実質的に混合しないようになされており、更に、上記第1吸収層は上記表面シート側に位置し、上記第2吸収層は上記裏面シート側に位置するように配されていることを特徴とする吸収性物品。(1)液透過時間〔高吸水性ポリマー0.5gを、断面積4.91cm2 (内径25mmφ)で底部に開閉自在のコック(内径4mmφ)が設けられた円筒に、該コックを閉鎖して生理食塩水と共に充填し、該生理食塩水により該高吸水性ポリマーを飽和状態に達するまで膨潤させ、膨潤した該高吸水性ポリマーが沈降した後、該コックを開き、生理食塩水50mlを通過させ、該生理食塩水50mlが通過するのに要した時間〕が20秒以下である。(2)DW法による生理食塩水の吸水速度が5g/30秒/0.3g以上である。

IPC (4)：

A61F 13/15 ,  A41D 13/02 ,  A61L 15/60 ,  C08L 33/02

FI (5)：

A61F 13/18 331 ,  A41D 13/02 D ,  C08L 33/02 ,  A61F 13/18 307 A ,  A61F 13/18 330