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J-GLOBAL ID：200903058619926122

スライム調整注入工法とその装置

Inventor： 中嶋 志朗
Applicant, Patent owner： 常盤建設株式会社 ,  株式会社エヌ、アイ、テイ
Agent (1)： 石川 幸吉
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993220788
Publication number (International publication number)：1995071025
Application date： Sep. 06, 1993
Publication date： Mar. 14, 1995
Summary：

【要約】【目的】地盤硬化材を対象地盤に高圧注入する注入工法において、注入時に発生するスライムを適切に吸入するため、スライム吸入経路の拡縮を操作して調整を行うこと及び注入ロッド内の経路の開閉拡縮を操作できるバルブ機構の提供を目的とする。【構成】経路内壁に、エアの入抜機構を備え、内側を密閉する弾性皮膜を経路内壁に沿って廻ぐらせた経路内弁室を設けた。【効果】駆動操作部における弁室の内圧操作によって過剰なスライム吸入を調整して均質な硬化材注入層の造成を行うことができるとともに、注入ロッド内の経路を弁室によるバルブ機構の操作によって開閉操作することを可能とした。

Claim (excerpt)：

高圧噴射注入ロッドにスライム吸入口を開口し、吸入口付近のスライム吸入路内壁に、内側に弾性皮膜を廻ぐらせて密閉した弁室を設け、硬化材噴射によって発生するスライムによる地中内圧に応じて、弁室内にエアを入抜してスライム吸入路に向けて弾性被膜を膨縮することによりスライム吸入路の径を拡縮しながら硬化材の高圧噴射注入を行うことを特徴とするスライム調整注入工法