Pat
J-GLOBAL ID:200903058661390046
製紙用水和ケイ酸の製造方法
Inventor:
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
中本 宏 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991358046
Publication number (International publication number):1993178606
Application date: Dec. 27, 1991
Publication date: Jul. 20, 1993
Summary:
【要約】【目的】 水和ケイ酸のスラリーの粘度が低いので製造に際し、安定操業が達成でき、得られる水和ケイ酸は抄紙に際して紙から脱落することがなく、しかも印刷後並びに白紙不透明度及び白紙度の向上に優れる。【構成】 ケイ酸ソーダを中和するのに必要な硫酸の全量の35〜45%に相当する硫酸の量を第一段目に添加して中和し、得られる水溶液が二酸化ケイ素濃度0.6〜8.0g/100ml及び硫酸ナトリウム濃度3.5〜4.1g/100mlとなるように硫酸ナトリウムを予め補充して調整し、次いで該水溶液を攪拌しながら85〜95°Cに昇温し、残部の硫酸を添加して中和を完了し、水和ケイ酸を析出させ、分離し、再びスラリーとし、これを湿式粉砕及び/又は湿式分級することによって水和ケイ酸の平均粒径が3〜10μmであり、且つ粒径1〜30μmの粒子を少なくとも80%以上含有させる。
Claim (excerpt):
硫酸ナトリウムの存在下で、ケイ酸ソーダ水溶液に硫酸を二段に分けて添加し、中和して製紙用水和ケイ酸を製造する方法において、該ケイ酸ソーダを中和するのに必要な硫酸の全量の35〜45%に相当する硫酸の量を第一段目の硫酸として添加して、部分的に中和反応せしめた後の水溶液が二酸化ケイ素(SiO2)濃度6.0 〜8.0g/100ml及び硫酸ナトリウム(Na2SO4)濃度3.5 〜4.1g/100mlとなるように硫酸ナトリウムを予め補充して調整し、次いで該水溶液を攪拌しながら85〜95°Cに昇温し、残部の硫酸を第二段目の硫酸として連続的に添加して中和を完了させて水和ケイ酸を析出せしめ、得られた水和ケイ酸をろ過して分離し、次いで該水和ケイ酸を水に再分散して得られるスラリーを湿式粉砕及び/又は湿式分級することによって、水和ケイ酸の平均粒径が3 〜10μm であり、且つ粒径1 〜30μm の粒子割合を少なくとも80%以上とすることを特徴とする製紙用水和ケイ酸の製造方法。
IPC (2):
Return to Previous Page