Pat
J-GLOBAL ID:200903058876755088
チオキサントンとその誘導体を製造するプロセス
Inventor:
,
,
,
,
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
奥山 尚男 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997539119
Publication number (International publication number):2000509391
Application date: Apr. 28, 1997
Publication date: Jul. 25, 2000
Summary:
【要約】チオキサントンとその誘導体を製造するプロセスが開示されている。このプロセスでは、クメン等の芳香族化合物をチオサリチル酸(TSA)あるいはジチオサリチル酸(DTSA)と硫酸の存在下で反応させる。その後、チオキサントンとその誘導体を含む反応混合物を減圧下に蒸留し、チオキサントン化合物を回収する。
Claim (excerpt):
1.有効量の式(I)(ここで、RはH、ハロゲン、C1からC10のアルキル、C6からC10のアリール(aryl)、C7からC24のアルキルアリール、及びC1からC10のアルコキシからなる群から独立に選ばれ、nは1から4である)の化合物をチオサリチル酸(TSA)あるいはジチオサリチル酸(DTSA)、好ましくは、DTSAと硫酸の存在下で反応させて、式(II)(ここで、R及びnは上に定義したのと同一である)の化合物を含む反応混合物を生成させることと、 反応混合物から式(II)の化合物を分離するのに充分な条件下で反応混合物を蒸留することと を含むチオキサントンおよびその誘導体の製造方法。 2.上記蒸留ステップが約25Torr以下で行なわれる請求項1に記載の方法。 3.Rがイソプロピルであり、上記蒸留ステップが約5から約10Torr以下で行なわれる請求項2に記載の方法。 4.上記蒸留ステップに先立って、有機抽出物を生成させるために、上記反応混合物から上記式(II)の化合物を有機溶媒により抽出するステップを行ない、ここで上記蒸留ステップが上記式(II)の化合物を含む上記有機抽出物を蒸留することを含む請求項1に記載の方法。 5.上記反応混合物が残存する硫酸を含み、ここで上記プロセスが更に上記抽出ステップに先立ち、上記残存する硫酸を希釈し、上記抽出ステップの後、上記有機抽出物から上記希薄硫酸を分離することを含む請求項4に記載の方法。 6.上記蒸留ステップの後に、上記式(II)の化合物を有機溶媒で溶液となし、上記溶液から上記式(II)の化合物を結晶化し、上記結晶化した化合物を回収する請求項1に記載の方法。 7.RがC1からC4アルキルであり、nが1である請求項1に記載の方法。 8.Rがイソプロピルであり、nが1である請求項7に記載の方法。 9.請求項1の方法により製造される製品。 10.少なくとも1個の不飽和二重結合を含む重合性化合物を重合する方法であって、上記化合物を請求項1により製造し、式(II)(ここで、RはH、ハロゲン、C1からC10のアルキル、C6からC10のアリール、C7からC24のアルキルアリール、及びC1からC10のアルコキシからなる群から独立に選ばれ、nは1から4である)の化合物の存在下に上記化合物を紫外線に露出することを含む方法。 11.Rがイソプロピルであり、nが1である請求項10に記載の方法。 12.少なくとも1個の不飽和二重結合を含む光重合性化合物と請求項1の方法により製造し、式(II)(ここで、RはH、ハロゲン、C1からC10アルキル、C6からC10アリール、C7からC24アルキルアリール、及びC1からC10アルコキシからなる群から独立に選ばれ、nは1から4である)の光開始剤を含む光重合性組成物。 13.Rがイソプロピルであり、nが1である請求項12に記載の組成物。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
Article cited by the Patent:
Cited by examiner (3)
-
ZH. ORG. KHIM., 1967, Vol.3, No.6, pp.1142-1143
-
J. Org. Chem., 1959, Vol.24, pp.1914-1916
-
Chemical Abstracts, 1966, Vol.64, 要約番号17551b-h
Return to Previous Page