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J-GLOBAL ID:200903058876876489

人工脂質二重膜の形成装置および人工脂質二重膜の形成方法、並びにその利用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (3): 原 謙三 ,  木島 隆一 ,  金子 一郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):2003328651
Publication number (International publication number):2005091305
Application date: Sep. 19, 2003
Publication date: Apr. 07, 2005
Summary:
【課題】 安定した人工脂質二重膜を迅速に形成でき、例えば、単一チャネルの構造と機能を同時に測定する電流測定装置に用いることが可能な、人工脂質二重膜の形成装置および形成方法と、その代表的な利用の一例とを提供する。【解決手段】 本発明の人工脂質二重膜の形成装置は、底面に小孔11を有する上溶液槽1と、支持層3が形成された下溶液槽2と脂質溶液除去手段とを備え、小孔11に脂質溶液を塗布し、該脂質溶液を支持層3に接触させた状態で、水圧を変化させることなく脂質溶液除去手段により余剰な脂質溶液を排出しすることで、小孔11に人工脂質二重膜を形成する。【選択図】 図1
Claim (excerpt):
平板状の部位に膜形成用開口部が形成されている膜支持体と、水溶液を蓄積可能となっている膜形成溶液槽とを備えているとともに、該膜形成溶液槽には、人工脂質二重膜を支持する支持層が設けられており、上記膜支持体の膜形成用開口部で形成した人工脂質二重膜を支持層上に接触させて支持する人工脂質二重膜の形成装置において、 さらに、水圧を変化させることなく上記膜形成用開口部に塗布した脂質溶液から余剰な脂質溶液を排出する脂質溶液排出手段を備えており、 上記膜形成用開口部の少なくとも一方の面を水溶液に接する状態となるように、膜支持体を膜形成溶液槽に投入した上で、該膜形成用開口部に脂質溶液を塗布し、該脂質溶液を上記水溶液と支持層とで挟んで該支持層に接触させるとともに、 この状態で上記脂質溶液除去手段により余剰な脂質溶液を排出することにより、上記膜形成用開口部に人工脂質二重膜を形成することを特徴とする人工脂質二重膜の形成装置。
IPC (2):
G01N27/416 ,  G01N33/483
FI (2):
G01N27/46 336B ,  G01N33/483 F
F-Term (6):
2G045DB07 ,  2G045FA11 ,  2G045FA16 ,  2G045FB05 ,  2G045GC20 ,  2G045JA07
Article cited by the Patent:
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