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J-GLOBAL ID:200903058894096121

高分解能モードのイオントラツプ質量分析計の操作方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 中村 稔 (外6名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992111018
Publication number (International publication number):1993121042
Application date: Apr. 30, 1992
Publication date: May. 18, 1993
Summary:
【要約】【目的】高分解能質量分析計としてのイオントラップ質量分析計の操作方法を提供すること。【構成】リング電極11と、互いに向き合った2つの端部キャップ12及び13とを有する3次元イオントラップが構成される。r. f.発振器14はリング電極11に接続されて、r. f.電圧sin ωt(基本電圧) を端部キャップとリング電極の間に供給する。この端部キャップとリング電極とはイオンストレージ領域すなわちイオントラップボリューム16内にイオンをトラップするための実質的な4重極電界を与える。トラップに必要な電界は、リング電極11と端部キャップ12及び13との間のr. f.電圧を与えることによって形成される。追加電界の適度な振動数と振幅を用いることに加え、スキャン速度の変化割合を減少させることによって共鳴放出を伴う質量選択不安定化モードにおいて操作されたイオントラップ質量分析計の分解能が増大する。
Claim (excerpt):
所定範囲内にある質量対電荷比を有するイオンをトラップする実質的に3次元4重極フィールドを有するトラップボリュームを設定し、前記トラップ容積内にイオンを形成しあるいは放出して前記所定の質量対電荷比を有するイオンをトラップし、前記3次元4重極フィールドに追加のACフィールドを印加して結合フィールドを形成し、前記結合フィールドをスキャンして検出のために前記トラップボリュームから連続的な質量対電荷比を有するイオンを共鳴によって放出させる工程を有する高分解能モードのイオントラップ質量分析計の操作方法であって、前記追加のフィールドは前記イオンを丁度放出させるのに十分な大きさを有し、前記結合フィールドは前記追加のr. f.フィールドの200サイクル以上に対応する時間が連続的なトムソン当たりに生じるような速度でスキャンされることを特徴とする高分解能モードのイオントラップ質量分析計の操作方法。
IPC (2):
H01J 49/42 ,  G01N 27/62
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開昭63-313460

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