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J-GLOBAL ID:200903058940434312

変圧器の空冷構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 山口 巖
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996019218
Publication number (International publication number):1997213532
Application date: Feb. 06, 1996
Publication date: Aug. 15, 1997
Summary:
【要約】【課題】変圧器の空冷効率の向上を図り、もって変圧器の小形化・低コスト化を可能にする。【解決手段】連通路5を経て後分室の下部で立ち上がった空気流は、トランス14の、コイルの各組で一次コイルと二次コイルの間に形成された空隙を通る経路と、一次コイルの外周面に沿う経路の二つをとって流れながら空冷をおこなうことになる。そのとき、筒体20の上端部内周面と一次コイルの外周面の隙間を狭くし、ここを通る空気流の抵抗を、空隙を通る空気流の抵抗とほぼ同じか、やや高くすることができる。したがって、従来例と異なって、トランス14の内部を空冷する度合いを増加させることができ、一次コイルの外周面に沿う集中的な空気流による空冷と相まって、トランス14の空冷効率を向上させることができる。
Claim (excerpt):
同軸に巻かれた一次コイルと二次コイルの間にその共通な軸線と平行に複数個の絶縁性間隔棒体を挿設して絶縁空間を形成した変圧器を、そのコイル端面と直角に流れる空気流によって強制空冷する構造において、空気流の方向を軸線とする筒体を変圧器コイルの手前側に設け、この筒体の端部内周面が変圧器コイルの端部外周面を近接・包囲するようにしたことを特徴とする変圧器の空冷構造。

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