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J-GLOBAL ID:200903058996503805

コンサートオーディオシステム

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 千葉 剛宏 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1994505478
Publication number (International publication number):1996500222
Application date: Jul. 30, 1993
Publication date: Jan. 09, 1996
Summary:
【要約】主位置に配される少なくとも1つの主スピーカ23から基本音を発生するための音システムで使用される高音質化方法とそのシステム20。この高音質化システム20は、少なくとも1つの無線送信機(30-N)と、時間遅延回路(36-N)と、複数の高質化音発生サブシステム(32-N)とを有する。音サブシステム(32-N)のそれぞれは、ポータブルユニットであって、主スピーカ23から離れた所に位置する人により移動することができるようになっており、無線受信機48と連結された変換装置、例えば、一対のステレオヘッドホン60を有している。送信機は、主スピーカ23に供給される入力電気信号に相当する電気信号を放送する。受信機48により受信された放送信号は、復調され増幅されて変換器(60又は62)を駆動する。変換器(60又は62)は、主スピーカ23から到達する音に同期した高質化音を発生する。これを行うために、時間遅延回路(36-N)は変換器(60又は62)に供給される電気信号に所定の遅延を与える。この遅延に係る時間は、離れた位置に位置する人に、主スピーカ23から空気を通じて前記基本音が伝搬する時間に相当する時間である。
Claim (excerpt):
第1の固定の位置に配される少なくとも1つの主スピーカ23から出力される基本音を発生するシステムと共に使用される高音質化システム20であって、 前記基本音は、供給される電気入力信号に応答して前記主スピーカ23から発生され、 発生した基本音は、遠隔位置に空気を通じて伝搬され、 前記遠隔位置の少なくとも1つの位置には、人が配され、 前記高音質化システム20は、送信手段(30-N)と、時間遅延手段(36-N)と、ポータブル高音質音発生手段(32-N)とを有し、 前記送信手段(30-N)は、前記電気入力信号に相当する送信信号を前記ポータブル高音質音発生手段(32-N)へ無線送信するようにされ、 前記ポータブル高音質音発生手段(32-N)は、前記遠隔位置において、前記固定位置の主スピーカから到達する前記基本音に時間的に実質的に同期した高音質音を発生するものであって、これにより、前記人は、前記基本音と前記高音質音とを実質的に同期して知覚できるものであり、 前記ポータブル高音質音発生手段(32-N)は、前記送信信号を受信し、この受信信号に応答して電気出力信号を発生するポータブル受信手段48と、このポータブル受信手段48に接続され、かつ、前記聴取者(前記人)の耳の近くに近接して保持されるように用いられ、前記電気出力信号を前記高音質音に変換するポータブル変換器手段(60又は62)とを有し、 前記時間遅延手段(36-N)は、前記固定位置のスピーカから前記遠隔位置に前記基本音が到達する時間に大体相当する所定時間、前記電気出力信号に遅延効果を生ずるように、前記ポータブル受信手段を構成する前記変換器手段(60又は62)に供給する高音質化システム。

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