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J-GLOBAL ID:200903059013354596

化学反応を微細構造薄層ミキサーで実施する方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 小田島 平吉 (外1名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1997517796
Publication number (International publication number):1999514574
Application date: Oct. 24, 1996
Publication date: Dec. 14, 1999
Summary:
【要約】少なくとも2種類の反応体(A、B)の間の反応をそれらの各々を一連のスリット形状ミクロチャンネル(1a、1b)で分割して個々別々の流体から成る薄層を生じさせた後にそれらを共通の混合および反応用チャンバの中に入り込ませることで反応を実施する方法を記述する。この流体の薄層に<1,000μm、好適には<100μmの深さを持たせて幅:厚みの比率を少なくとも10にする。本発明では、上記反応体(A、B)を流体の薄層(6a、6b)として上記混合/反応用チャンバの中に入り込ませる時に反応体Aの薄層(6a)が各々反応体Bの薄層(6b)に直接隣接して上記混合/反応用チャンバの中に送り込まれるようにする必要がある。その後、その隣接する薄層(6a、6b)は上記チャンバ内において拡散および/または乱流で混ざり合う。このように、この混合過程は通常の反応槽に比較して有意に促進される。迅速化学反応の場合、それによって、望ましくない副生成物またはさらなる反応生成物の生成をかなりの度合で回避することができる。
Claim (excerpt):
少なくとも2種類の遊離体A、Bをそれらの各々に割り当てた1系統のミクロチャンネルで分割して空間的に個別の微細流れを生じさせた後に共通の混合および反応空間に入り込ませることで気体状および/または液状の反応相手(遊離体)の間の化学反応を実施する方法であって、個々の遊離体の流量を同じにして該微細流れをスリット様構造のミクロチャンネル(1a、1b)(ミクロスリットチャンネル)から遊離体A、Bの流体薄層の形態で混合/反応空間(4)に入り込ませて遊離体Aの流体薄層各々をもう一つの遊離体Bの流体薄層に直接隣接させて該混合/反応空間(4)の中に導くことでその隣接する流体薄層を拡散および/または乱流で互いに混ぜ合わせることを特徴とする方法。
IPC (4):
B01F 5/06 ,  B01F 3/08 ,  B01J 19/00 311 ,  B01J 19/24
FI (4):
B01F 5/06 ,  B01F 3/08 Z ,  B01J 19/00 311 A ,  B01J 19/24 Z

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