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J-GLOBAL ID:200903059229252399

コンクリート構造物の補強構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 一色 健輔 (外2名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997208764
Publication number (International publication number):1999050673
Application date: Aug. 04, 1997
Publication date: Feb. 23, 1999
Summary:
【要約】【課題】 連続繊維補強材を定着するための鋼板に圧縮力が作用しても該鋼板が座屈せず、連続繊維補強材が負担する引張力を確実に伝達するコンクリート構造物の補強構造を提供する。【解決手段】 橋脚1の基部1aの外周には、フーチング3の上端面から所定高さを有する塑性ヒンジ領域Hを残して連続炭素繊維等の連続繊維シート5が接着され、フーチング3に埋設されてその上端面上に突出するアンカーボルト7に断面L字状の鋼板9の水平部9aがナット11により固定されている。鋼板9の垂直部9bは、その下部が橋脚基部1aの塑性ヒンジ領域Hと対向し、その上部が連続繊維シート5の側面に密着されている。そして、フーチング3の上端面と鋼板9の水平部9aとの間にゴム材,シリコン材,エポキシ樹脂材等の変形追従性がある軟質材からなる数ミリ厚のスペーサ13が介在されている。
Claim (excerpt):
コンクリート製のベース部と、該ベース部上に一体的に立設されるコンクリート構造物主体とからなるコンクリート構造物の補強構造であって、前記コンクリート構造物主体の外周に前記ベース部の上端面から所定高さを有する塑性ヒンジ領域を残して連続繊維補強材を接着ないし巻き付けるとともに、前記連続繊維補強材が負担する引張力を前記ベース部側に伝達するため該補強材の側面を密着支持する鋼材を該ベース部に固定されたアンカーに定着してなり、前記ベース部と鋼材との間にゴム材,シリコン材,エポキシ樹脂材等の変形追従性がある軟質材からなる所定厚さのスペーサを介在したことを特徴とするコンクリート構造物の補強構造。
IPC (3):
E04G 23/02 ,  E01D 19/02 ,  E01D 21/00
FI (3):
E04G 23/02 F ,  E01D 19/02 ,  E01D 21/00

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