アンチスキッド制御装置

Inventor：
Applicant, Patent owner：
Agent (1)：志賀正武 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993001432
Publication number (International publication number)：1994199219
Application date： Jan. 07, 1993
Publication date： Jul. 19, 1994
Summary：

【要約】【構成】模擬車速の減速度が所定値より大きくなった場合には該減速度を減速度検出手段からの出力に応じて所定値に制限するコントローラが、所定時間以上スリップ発生状態が継続した場合に、前記所定値より大きい第二の所定値に模擬車速の減速度を設定する。【効果】コントローラが、所定時間以上スリップ発生状態が継続した場合、すなわち車両がスピン状態に陥った場合に、模擬車速の減速度を、より大きい第二の所定値に設定することになるため、スピン状態から脱し車輪速が回復したときの、模擬車速と車輪速との差が小さく演算されるスリップ率も小さくなっていて、ホイールシリンダの再増圧を速やかに開始することになり、これによりスピン状態から脱した後のホイールシリンダの液圧不足を防止できる。

Claim (excerpt)：

車両の走行方向の減速度を検出する減速度検出手段と、少なくとも一の車輪速センサと、ホイールシリンダのブレーキ液圧の減圧・増圧を制御するモジュレータと、前記減速度検出手段からの減速度データと前記車輪速センサからの車輪速データとから模擬車速の減速度が所定値より大きくなった場合には該減速度を前記減速度データに応じて所定値に制限して模擬車速を演算し、前記模擬車速と車輪速データとからスリップ率またはスリップ量を演算して、少なくとも該スリップ率またはスリップ量が所定値以下であることを条件として前記モジュレータによりホイールシリンダの再増圧を行わせるコントローラとを具備するアンチスキッド制御装置において、前記コントローラは、所定時間以上スリップ発生状態が継続したか否か判定し、継続した場合に、前記模擬車速の減速度を前記所定値より大きい第二の所定値に設定することを特徴とするアンチスキッド制御装置。

Patent cited by the Patent：

Cited by applicant (5)

特開平3-197264
車両のアンチスキツドブレーキ装置
Gazette classification：公開公報 Application number：特願平3-234362 Applicant：マツダ株式会社
特開平4-027649