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J-GLOBAL ID:200903059371278486

廃プラスチックの熱分解方法及び装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 斉藤 武彦
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994095379
Publication number (International publication number):1995268354
Application date: Mar. 30, 1994
Publication date: Oct. 17, 1995
Summary:
【要約】【目的】 処理能力の程度にかかわらず廃プラスチックを容易に安定的に熱分解する方法と装置を提供する。【構成】 廃プラスチックを熱分解するための熱分解槽内上部に籠状容器をつるし、そのなかへ半溶融プラスチックを投入し、そこで溶融したプラスチックを同容器の網目から落下させて熱分解させる。発生した蒸気状熱分解生成物を分留塔に導入して、有害ガス、非凝縮性炭化水素ガス、低沸点生成物と高沸点生成物とに分離し、分離された有害ガス、非凝縮性炭化水素ガス、低沸点生成物は有害ガス吸収塔に導入し高沸点生成物は再加熱し、一部は熱分解槽に循環し、残りはゼオライト触媒層に導入し接触転化する。
Claim (excerpt):
熱分解槽内上部に設けた網目状開口部をもつ容器に熱分解槽外から完全溶融状態になる前の廃プラスチックを導入し、該容器内で該プラスチックを溶融し、網目状開口部から熱分解槽内に溶融プラスチックを落下させ、熱分解槽内で該プラスチックの熱分解を行い、熱分解で生成した蒸気状熱分解生成物を分留塔に導入して、有害ガス、非凝縮性炭化水素ガス及び低沸点生成物と高沸点生成物とに分離し、分離した有害ガス、非凝縮性炭化水素ガス及び低沸点生成物を有害ガス吸収塔に導入し、他方高沸点生成物を再加熱し、その一部を熱分解槽に循環し、残部をゼオライト触媒層に導入して接触転化し、さらに熱分解過程で発生する廃プラスチック熱分解残渣は熱分解槽下部から抜き取ることを特徴とする廃プラスチックの熱分解方法。【請求項1】 熱分解槽内上部に設けた廃プラスチック溶融部を構成する網目状開口部をもつ容器及び熱分解残渣濃縮部を有すると共に熱分解槽内壁の付着物を攪拌により剥離する装置と熱分解槽下部より熱分解残渣を抜き取る装置を有する廃プラスチックを同一槽内で溶融熱分解反応を行うための溶融熱分解装置、蒸気状熱分解生成物を有害ガス、非凝縮性炭化水素ガス及び低沸点生成物と高沸点生成物とに分離するための分留塔、及び分留塔で分離した高沸点生成物の一部を再加熱し熱分解槽低部に循環するための循環系を有することを特徴とする廃プラスチックの熱分解装置。
IPC (3):
C10G 1/10 ,  B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00
FI (2):
B09B 3/00 ZAB ,  B09B 3/00 302 A
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 特開昭59-193989
  • 特開平3-086791
  • 特開昭51-100103
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