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J-GLOBAL ID:200903059453056708

ポリプロピレン系複合短繊維と不織布の製造方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1991244818
Publication number (International publication number):1993071057
Application date: Aug. 29, 1991
Publication date: Mar. 23, 1993
Summary:
【要約】【目的】 伸縮性,嵩高性及び柔軟性に優れ,特に医療衛生材用素材に適した不織布を得るに好適なポリプロピレン系複合短繊維と不織布を効率よく製造することができる方法を提供する。【構成】 2種のポリプロピレン系共重合体を複合成分とし,メルトフローレート値を15g/10分以上45g/10分以下,メルトフローレート値比を1/1〜6/1,吐出線速度を2〜10m/分として溶融複合紡糸し,次いで熱延伸し,捲縮付与処理と仕上げ油剤付与の後乾燥し,切断して複合短繊維とする。この複合短繊維を用いてカードウエブを作成し,これに流体噴流により流体絡合処理を施してウエブの構成繊維相互を三次元的に絡合させ,乾熱処理を施し水分を除去するとともに繊維に捲縮を発現させて不織布とする。
Claim (excerpt):
92重量%以上97重量%以下のプロピレンと3重量%以上8重量%以下のエチレンがランダム共重合されたポリプロピレン系共重合体成分Aと,97重量%以上100重量%以下のプロピレンと0重量%以上3重量%以下のエチレンが共重合されたポリプロピレン系共重合体成分Bとを複合成分とし,複合短繊維としたときのメルトフローレート値が15g/10分以上45g/10分以下となるようにし,重合体成分Aと重合体成分Bの溶融後のメルトフローレート値比(B/A)を1/1〜6/1とし,かつ重合体成分Aと重合体成分Bの吐出線速度を2〜10m/分として溶融複合紡糸し,得られた未延伸複合繊維を50°C以上かつ繊維相互が融着しない温度で熱延伸し,次いで得られた延伸複合繊維に捲縮付与処理を施し,仕上げ油剤を付与した後乾燥し,所定長さに切断して短繊維とすることを特徴とするポリプロピレン系短繊維の製造方法。
IPC (5):
D04H 1/54 ,  D01F 6/30 ,  D01F 8/06 ,  D01G 1/00 ,  D04H 1/48

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