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J-GLOBAL ID：200903059476879515

車両用直結クラツチ付流体式伝動装置の油圧制御装置

Inventor： 羽淵 良司 ,  伊藤 寛 ,  中村 信也 ,  茨木 隆次 ,  田中 義和 ,  河野 克己
Applicant, Patent owner： トヨタ自動車株式会社
Agent (1)： 池田 治幸 (外2名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1992087796
Publication number (International publication number)：1993099331
Application date： Mar. 11, 1992
Publication date： Apr. 20, 1993
Summary：

【要約】【目的】 スリップ制御開始時の制御弁の応答遅れによるエンジン回転速度の変動が抑制される車両用直結クラッチ付流体式伝動装置の油圧制御装置を提供する。【構成】 ロックアップクラッチ32の係合状態の切り換えのための第3電磁弁50およびクラッチ切換弁52とは独立に、ロックアップクラッチ32のスリップ制御のためのリニヤソレノイド弁54およびスリップ制御弁56が設けられているため、たとえば車両状態が解放領域からスリップ制御領域へ移行した場合には、クラッチ切換弁52によるロックアップクラッチ32の解放状態から係合状態への切換完了時、或いはそれに先立ってスリップ制御弁56はリニアソレノイド弁54の出力圧Plin がスリップ制御作動に適した油圧を予め出力できるので、スリップ制御の開始時におけるエンジン回転速度の変動が解消され、運転性が損なわれることがない。

Claim (excerpt)：

係合側油室および解放側油室の圧力差に応じて直結クラッチが作動させられる車両用直結クラッチ付流体式伝動装置において、該解放側油室内の油圧を制御することにより該直結クラッチのスリップ量を調節する形式の油圧制御装置であって、切換用電磁ソレノイドの作動に応答して、前記解放側油室および係合側油室の一方へ作動油を供給し且つ他方内の作動油を排出させることにより前記直結クラッチの係合状態を切り換えるクラッチ切換弁装置と、スリップ制御用電磁ソレノイドの作動に応答して、前記クラッチ切換弁が前記解放側油室から作動油を排出させる位置に切り換えられた状態で該解放側油室内の油圧を制御するために、前記圧力差を増加させる方向と該圧力差を減少させる方向とに向かって移動させられるスリップ制御弁装置と、を含むことを特徴とする車両用直結クラッチ付流体式伝動装置の油圧制御装置。

Patent cited by the Patent：

Cited by examiner (4)

• 特開平1-250667
  
• 特開平2-046366
  
• 特開平2-080857
  
• 特開平2-304260