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J-GLOBAL ID:200903059507275974

航空機構造部材の損傷監視方法および装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 佐藤 一雄 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992065317
Publication number (International publication number):1993264517
Application date: Mar. 23, 1992
Publication date: Oct. 12, 1993
Summary:
【要約】【目的】 航空機が飛行している最中に構造部材に発生し進展する損傷をAE信号で監視する際に、ノイズ信号との判別を的確に行う。【構成】 航空機の構造部材から放射されたAE信号とノイズ信号をセンサ1が受信し、ハイパスフィルタ2が低周波ノイズを除去し、メインアンプ4が増幅しトランジェントレコーダ5がディジタル信号に変換して時系列信号波形データとして記憶し、解析装置5が各種パラメータ(立ち上がり時間、持続時間、スペクトルバンド、1次モーメント、2次モーメント)を求め、それぞれのパラメータが所定範囲内にあるものをAE信号とし、所定範囲外にあるものをノイズ信号として判別する。
Claim (excerpt):
航空機の構造部材において発生する音響放射信号をセンサーで受信し、該信号に含まれる低周波ノイズ信号を除去し、ディジタル信号に変換して時系列信号波形データとして記憶するステップと、前記時系列信号波形データを用いて、前記信号がしきい値を越えてから最大振幅に到達するまでの立ち上がり時間と、前記信号がしきい値を越えてからしきい値以下に減衰するまでの持続時間を求めるステップと、前記時系列信号波形データを用いて高速フーリエ変換を行いスペクトル分布を求めるステップと、前記スペクトル分布を少なくとも二つの周波数帯域に区切り、区切られた各々の周波数帯域の面積とスペクトル分布全体の面積との比を求めるステップと、前記スペクトル分布の平均値である1次モーメントを求めるステップと、前記スペクトル分布の分散である2次モーメントを求めるステップと、求めた前記立ち上がり時間、持続時間、区切られた各々の周波数帯域の面積とスペクトル分布の全体の面積との比、1次モーメント、及び2次モーメントの値が、それぞれ予め定めた所定範囲内に含まれるものを音響放射信号とし、含まれないものをノイズ信号として判別するステップと、を備えたことを特徴とする航空機構造部材の損傷監視方法。
IPC (2):
G01N 29/14 ,  G01N 29/22 501

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