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J-GLOBAL ID:200903059621406205

レーダ受信機用位相検波回路

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 千葉 剛宏 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994327121
Publication number (International publication number):1996186447
Application date: Dec. 28, 1994
Publication date: Jul. 16, 1996
Summary:
【要約】【目的】簡単な構成で、互いに直交するバランスの良いデジタル信号のビデオI信号とビデオQ信号が得られるレーダ受信機用位相検波回路を提供する。【構成】中間周波数に変換された受信信号IFを帯域通過フィルタ21により周波数帯域fIF±(fS /8)に制限する。次いで、A/D変換器22によりデジタル受信信号DIFに変換し、ヒルベルト変換器25により90°位相を回転させたデジタル受信信号90°DIFを作成するとともに、遅延回路24によりヒルベルト変換器25の出力とタイミングを合わせたデジタル受信信号0°DIFを作成する。デシメータ26、27により互いに直交する信号であるビデオI信号とビデオQ信号とを作成する。従来のようにI、Q両チャンネルにA/D変換器を使用する必要がなくなり、調整回路の不要な簡単な構成で、バランスの良いデジタル信号であるビデオI信号とビデオQ信号とを得ることができる。
Claim (excerpt):
レーダアンテナから発射された電波信号に対する目標からの反射信号がRF信号として受信され、このRF信号がチューナにより中間周波数に変換された受信信号を得、この受信信号から検波出力である互いに直交する信号を作成するレーダ受信機用位相検波回路において、前記受信信号を帯域制限する帯域通過フィルタと、前記中間周波数の4倍のサンプリング周波数で前記受信信号をデジタル受信信号に変換するA/D変換器と、前記デジタル受信信号から90°位相の回転したデジタル90°位相回転受信信号を得るヒルベルト変換器と、前記デジタル受信信号に前記ヒルベルト変換器による処理時間に等しい遅延時間を与えてデジタル遅延受信信号を得る遅延回路と、前記デジタル遅延受信信号と前記デジタル90°位相回転受信信号とを前記サンプリング周波数の1/4の比でそれぞれデシメーションして、互いに直交するデジタル信号を作成するデシメータと、を備えることを特徴とするレーダ受信機用位相検波回路。
IPC (2):
H03D 3/00 ,  G01S 7/285

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