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J-GLOBAL ID:200903059727383077

走行負荷抵抗設定装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 光石 俊郎 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1993046411
Publication number (International publication number):1994258193
Application date: Mar. 08, 1993
Publication date: Sep. 16, 1994
Summary:
【要約】【目的】 自動車の走行テストをシャシーダイナモメータ上で実施して路上走行を再現する場合に、特に、4輪駆動車についてその駆動方式に拘らず走行抵抗負荷を精度良く再現すること。【構成】 シャシーダイナモメータの回転速度に対応する機械的損失を惰行タイム計測部13を用いて測定し、この機械的損失を機械損失補正部10F,10Rで補償する。また、テストコース等での実走行での惰行データ及びその時の車両の諸元データから、実走行での車速と走行抵抗との関係を測定しておき、この関係を実走行時の気象条件から標準条件のもとのデータに修正し、走行抵抗負荷設定部11により車両の総摩擦損失を把握した上で走行負荷抵抗を設定する。更に、供試車両をシャシーダイナモメータ上に載せ、走行抵抗調整及び負荷トルク分配部12により、学習運転を行って、許容範囲内の走行負荷抵抗を供試車両に与えるのに必要且つ十分なダイナモメータの吸収負荷トルク量を設定する。
Claim (excerpt):
シャシーダイナモメータの速度制御からトルク制御への切換時点から経過時間を計測し、この経過時間とシャシーダイナモメータの速度検出器の出力との関係より、シャシーダイナモメータの回転速度と機械損失との関係のデータ及びシャシーダイナモメータの回転速度と吸収負荷トルクとの関係のデータを求める惰行タイム計測部と、惰行タイム計測部で求めた回転速度と機械損失との関係のデータを保持し、このデータからシャシーダイナモメータの速度検出器の出力に対応する機械損失値を補正量としてシャシーダイナモメータのダイナモメータ制御装置に与える機械損失補正部と、車両の実走行での車速と走行抵抗との関係を標準的気象条件でのデータとして保持し、このデータからシャシーダイナモメータの速度検出器の出力に対応する走行抵抗値を目標走行抵抗値として出力する走行抵抗負荷設定部と、走行抵抗負荷設定部からの目標走行抵抗値のうちの空気抵抗分からシャシーダイナモメータの前後輪の荷重分担比を求め、この荷重分担比と目標走行抵抗値から前後に対する吸収負荷トルク量を設定してダイナモメータ制御装置に指令すると共に、シャシーダイナモメータで実際に発生する走行抵抗が目標走行抵抗値に許容範囲内で一致するように学習運転により吸収負荷トルク量を調整して設定し直す走行抵抗調整及び負荷トルク分配部とを具備することを特徴とする走行抵抗負荷設定装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平4-261970

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