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J-GLOBAL ID:200903059757798778

細胞の分化を誘導する血清由来因子およびその医薬的使用

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 浅村 皓 (外3名)
Gazette classification:公表公報
Application number (International application number):1998526436
Publication number (International publication number):2001505906
Application date: Dec. 01, 1997
Publication date: May. 08, 2001
Summary:
【要約】本発明は,低分子量を有し,酸性のpHで電気的に荷電し,280nmに吸収をもつ生物学的に活性な血清由来の物質組成物(SDF)に関する.このSDFは電子スプレー質量スペクトルによって測定して分子量316Daを有する.本発明のSDFまたはそのセルロプラスミン(CP)との複合体は数種の治療的に有用な性質を有する.たとえば.SDFまたはそのCPとの複合体は白血病細胞に最終的な細胞分化を誘導することが可能であり,その結果,それらの増殖能およびそれらの自己細胞再生能を喪失させることができる.さらに,SDFまたはそのCPとの複合体は初期の正常前駆細胞の増殖の刺激および血管新生の冗進を阻害することができる.加えて,SDFまたはそのCPとの複合体は,正常幹細胞および前駆細胞をエキソビボ増殖させることができる.本発明はまた,活性成分としてSDFまたはその複合体からなり,さらに所望により医薬的に許容される添加物を含有する医薬組成物に関する.このような医薬組成物は血管新生の亢進の阻害,腫瘍の寛解の誘導,腫瘍の寛解状態の維持ならびに造血正常幹細胞および前駆細胞骨髄移植体の増殖に有効である.
Claim (excerpt):
低分子量を有し,酸性のpHで電気的に荷電し,280nmに吸収をもつ生物学的に活性な血清由来の物質組成物(SDF).
IPC (7):
A61K 35/16 ,  A61K 38/48 ,  A61P 9/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02 ,  C12N 5/02 ,  C12N 5/06
FI (7):
A61K 35/16 ,  A61P 9/00 ,  A61P 35/00 ,  A61P 35/02 ,  C12N 5/02 ,  A61K 37/547 ,  C12N 5/00 E
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (5)
  • 特開昭56-090015
  • 特開昭56-002916
  • 特開昭56-120622
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