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J-GLOBAL ID:200903060093194436

圧電トランスの電極構造

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994330088
Publication number (International publication number):1996162688
Application date: Dec. 05, 1994
Publication date: Jun. 21, 1996
Summary:
【要約】【目的】 電極膜に損傷を与えることなく、入出力電極とリード線との接合を確実に行うとともに、振動によるリード線の断線の発生しにくい、信頼性の高い圧電セラミックを得る。【構成】 圧電セラミック素子1の駆動部1Aの表裏主面には入力電極11,12が設けられ、板厚方向に分極処理が施されている。この表裏面の入力電極にはλモード振動の場合の振動の節領域Nにあたる位置に、円柱形状の厚肉電極部11a,12aが設けられており、この部分にリード線L1,L2が導電性接合材により導電接合されている。発電部1Bの端面には出力電極13が形成され、この出力電極の一部に厚肉電極部13aが設けられている。この発電部1Bは長手方向に分極処理がなされている。この厚肉電極部13aにはリード線L3が同じく導電接合材により導電接合されている。
Claim (excerpt):
板状圧電セラミック素子の主面片側半分を駆動部、他半分を発電部とし、前記駆動部を厚み方向に分極するとともに表裏両主面に互いに電気的に独立した入力電極を形成し、前記発電部を前記入力電極から発電部端面の向かう方向に分極するとともにこの端面に出力電極を形成してなり、各入出力電極にリード線を接続した圧電トランスであって、前記入出力電極のリード線接合部分の少なくとも1ヶ所において、その電極厚さを入出力電極の電極厚さよりも厚くしたことを特徴とする圧電トランスの電極構造。

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