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J-GLOBAL ID:200903060182811694

記憶装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 柏木 明 (外1名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996336638
Publication number (International publication number):1998177560
Application date: Dec. 17, 1996
Publication date: Jun. 30, 1998
Summary:
【要約】【課題】 複数のプロセッサ間の同期操作に必要なアトミック操作をバスロックせずに実現する。【解決手段】 マルチプロセッサシステムにスプリット型のバスを介して接続され、セマフォ/ロック変数を用いた同期操作に不可欠なアトミック操作が行われる記憶装置を前提とし、実メモリ空間と重ならないアドレス空間に実メモリ空間と重複してみえるような疑似メモリ空間を生成する。バスを介して取り込まれたバスマスタのメモリアクセス要求が疑似メモリ空間に対するものである場合にはこれをアトミック操作開始アクセス要求と認識し(S1)、そのバスマスタの識別子を記憶保持する(S7)。続いてメモリアクセス要求をするバスマスタの識別子と記憶保持された識別子とが一致すれば(S15,16)、これをアトミック操作終了アクセス要求と認識し(S17,18)、一致しなければメモリアクセス要求を受け付けずその再実行を要求する(S14)。
Claim (excerpt):
マルチプロセッサシステムにスプリット型のバスを介して接続され、セマフォ/ロック変数を用いた同期操作に不可欠なアトミック操作が行われる記憶装置において、実メモリ空間と重ならないアドレス空間に実メモリが重複してみえるようにする疑似メモリ空間を生成するデコード手段と、バスを介して取り込まれたバスマスタからのメモリアクセス要求が実メモリ空間に対するものか疑似メモリ空間に対するものかを識別する識別手段と、通常モード時、メモリアクセス要求が疑似メモリ空間に対するものと識別された場合にそのメモリアクセス要求をアトミック操作開始アクセス要求と認識し、アトミック操作モードに動作モードを移行させる第1の認識手段と、アトミック操作開始アクセス要求を行ったバスマスタの識別子を記憶保持する保持手段と、アトミック操作モード時、メモリアクセス要求をするバスマスタの識別子が保持手段に保持された識別子と一致する場合にそのメモリアクセス要求をアトミック操作終了アクセス要求と認識し、動作モードを通常モードに復帰させる第2の認識手段と、アトミック操作モード時、メモリアクセス要求が第2の認識手段の認識条件に合致しない場合にメモリアクセス要求を受け付けず、アクセス要求の再実行を要求する禁止手段と、を備えることを特徴とする記憶装置。

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