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J-GLOBAL ID:200903060240705492
量子暗号方式
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
吉田 精孝
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1994280449
Publication number (International publication number):1996139701
Application date: Nov. 15, 1994
Publication date: May. 31, 1996
Summary:
【要約】【目的】 現在の技術で容易に実現可能な少なくとも4つの量子状態を用いて盗聴検知の感度が高い量子暗号方式を提供する。【構成】 周波数もパルスの形状も参照光パルス41と完全に一致した信号光パルス42に対し、位相変調器13によりシフト量0でビット“0”を、シフト量πでビット“1”を表す位相変調Aまたはシフト量π/2でビット“0”を、シフト量-π/2でビット“1”を表す位相変調Bを加えて信号光パルス43となし、これを参照光パルス41とともに送信し、受信された信号光パルス43’にビームスプリッタ21で合波する参照光パルス41aの位相を位相変調器23により0またはπ/2ずらすことによって位相変調AまたはBのいずれを測定するかを選択して信号光パルス43’のビット値を識別する。
Claim (excerpt):
光または物質の量子状態のうち直交しない少なくとも2つの量子状態をそれぞれ有する複数のグループを用い、前記各グループのうちの一の量子状態でビット“0”を、他の量子状態でビット“1”を表し、送信側では複数のグループのうちのいずれのグループを用いるかを予め公開することなく送信し、受信側では複数のグループのうちから一のグループをランダムに選び出して測定し、測定終了後、送信側及び受信側が公開でグループ選択の一致・不一致及び受信側のビット識別の成功・不成功を確認することを特徴とする量子暗号方式。
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