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J-GLOBAL ID:200903060500590643

地中障害物直下における連続地中壁の構築方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 磯野 道造
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997053706
Publication number (International publication number):1998245843
Application date: Mar. 07, 1997
Publication date: Sep. 14, 1998
Summary:
【要約】【課題】 従来の問題点を改善した、地中障害物直下における連続地中壁の構築方法を提供する。【解決手段】 まず、地中障害物の片側近傍に、拡幅掘削機用のガイド溝を形成し、そのガイド溝に、反力材を備えた前記拡幅掘削機用のガイド材を建て込み、そのガイド材に前記拡幅掘削機を取り付け、地中障害物直下の片側を拡幅掘削し、所定の片側部の掘削溝を形成する。そして、前記ガイド材と前記拡幅掘削機を撤去し、前記掘削溝に吊り部材を備える分割した鉄筋籠を建て込み、所定深度まで沈降させた後、前記鉄筋籠を移動させ、地中障害物直下の所定位置に設置するとともに、吊り部材を備える分割した残りの鉄筋籠を前記掘削溝の所定位置に設置する。さらに、前記掘削溝にコンクリートを打設し、コンクリートの養生後、前記吊り部材を撤去する。こうして、地中障害物直下の残りの片側(反対側)を前述と同様に施工し、所定の連続地中壁を構築するものである。
Claim (excerpt):
次の第1工程〜第9工程の各工程からなることを特徴とする地中障害物直下における連続地中壁の構築方法。(1)地中障害物の片側近傍に、拡幅掘削機用のガイド溝を形成する第1工程。(2)前記ガイド溝に、反力材と前記拡幅掘削機用のガイド材を建て込む第2工程。(3)前記ガイド材に前記拡幅掘削機を取り付け、地中障害物直下の片側を拡幅掘削し、所定の片側部の掘削溝を形成する第3工程。(4)前記反力材,ガイド材および前記拡幅掘削機を撤去する第4工程。(5)前記掘削溝に、吊り部材を備える分割した鉄筋籠を建て込み、所定深度まで沈降させた後、前記鉄筋籠を移動させて地中障害物直下の所定位置に設置する第5工程。(6)吊り部材を備える分割した残りの鉄筋籠を、前記掘削溝の所定位置に設置する第6工程。(7)前記掘削溝にコンクリートを打設する第7工程。(8)前記コンクリートの養生後、地上に突出している吊り部材を撤去する第8工程。(9)地中障害物の残りの片側(反対側)を前記(1)〜(8)と同様の工程を繰り返して施工し、所定の連続地中壁を構築する第9工程。
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平1-310011

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