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J-GLOBAL ID:200903060677408934
エチレン系重合体
Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
清水 猛 (外3名)
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997289225
Publication number (International publication number):1999106432
Application date: Oct. 07, 1997
Publication date: Apr. 20, 1999
Summary:
【要約】 (修正有)【課題】 機械的特性と加工性が従来のエチレン系重合体に比べて更に高レベルでバランスされたエチレン系重合体を提供する。【解決手段】 (1)密度、(2)メルトフローレート値(MFR)、(3)GPCによるMw/Mn比、(4)メルトフローレート比(MIR)、(5)溶出量Y、(6)溶出温度(Ti/°C)と該溶出温度における溶出成分のGPC極大分子量、(7)メルトテンション(MT/g)が所定条件を満たす、エチレンとC3〜20α-オレフィンとの共重合体であるエチレン系重合体、及び、担持型幾何拘束型シングルサイト触媒を用いてベッセル型スラリー重合法により重合され、かつ一つの反応器内部における重合スラリー平均滞留時間が1時間以上8時間以下である重合方法により得られる前記エチレン系重合体。
Claim (excerpt):
エチレンと炭素原子数が3〜20のα-オレフィンとの共重合体であって、(1)密度が0.910g/cm<SP>3 </SP>以上0.975g/cm<SP>3 </SP>以下であり、(2)メルトフローレート値(MFR、荷重2.16kg、温度190°C条件)が0.0001g/10min以上1,000g/10min以下であり、(3)GPC測定によって求められるMw/Mn値が次の一般式(式1)の関係を満たし、1.25×log(Mw)-2.5≦Mw/Mn≦3.0×log(Mw)-8.0 (式1)(4)メルトフローレート比(MIR)が16以上35以下であり、(5)昇温溶出分別とゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーとのクロス分別によって求められる分子量-溶出温度-溶出量の相関において、溶出分別成分量が最大(極大)の溶出温度(Tmax/°C)から10°C低い溶出温度〔(Tmax-10)°C〕未満までの全積算溶出量に対する溶出量Y(単位;wt%)とメルトフローレート値(MFR、荷重2.16kg、温度190°C条件)が次の一般式(式2)の関係を満たし、Y<7×log(MFR)+15 (式2)(6)昇温溶出分別とゲル・パーミエーション・クロマトグラフィーとのクロス分別によって求められる分子量-溶出温度-溶出量の相関において、一般式(式3)で表現される溶出温度(Ti/°C)と該溶出温度における溶出成分のゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー測定から求められる極大分子量(Mmax( Ti))の最小二乗法近似直線関係式、 log(Mmax(Ti))=A×Ti+C (式3)〔ただし、(式3)においてA及びCは定数〕において、定数Aが次の関係式(式4)を満たし、-0.5≦A<0 (式4)(7)メルトテンション(MT/g)とメルトフローレート(MFR)とが次の関係式(式5)を満たす log(MT)>-0.65×log(MFR)+0.301 (式5)ことを特徴とするエチレン系重合体。
IPC (3):
C08F210/02
, C08F 2/02
, C08F 4/658
FI (3):
C08F210/02
, C08F 2/02
, C08F 4/658
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