Pat

J-GLOBAL ID：200903060827073871

車両姿勢制御装置

Inventor： 松本 真次 ,  山口 博嗣 ,  井上 秀明
Applicant, Patent owner： 日産自動車株式会社
Agent (1)： 杉村 暁秀 (外5名)
Gazette classification：公開公報
Application number (International application number)：1993270740
Publication number (International publication number)：1995117655
Application date： Oct. 28, 1993
Publication date： May. 09, 1995
Summary：

【要約】【目的】 不確実なドライバーの操作などによらず車両を安定させ、かつドライバーが正しい操作を行い操舵前輪により車両を安定方向に操作している場合には的確にその操作を利用することで、常に車両を安定させる制御を可能とする。【構成】 コントローラ9は、車両の横方向の運動状態を検出する横運動状態の検出と、前輪軸上の横加速度Ygfの検出とを行う。横運動状態に応じて車両の安定性を判断するが、これにより車両が不安定にあると判断し、前輪の横力を減少させることにより車両のヨーイング・モーメントを制御する場合には、前輪軸上の横加速度を検出し、実際の前輪横力により発生している実横加速度の発生方向により車両の横運動が安定する方向のヨーイング・モーメントを発生していないと判断された場合にのみ、前後輪の制動力配分を前輪側が大きくなるように制御し、前輪の横力を減少させて車両を安定させる。

Claim (excerpt)：

車輪の制動力を独立に制御可能な車輪制動力制御手段と、車両の横方向の運動状態を検出する横運動状態検出手段と、車両の前輪軸上の横加速度を検出または推定する前軸横加速度検出手段と、前記横運動状態に応じて車両の安定性を判断する車両安定性判断手段と、該車両安定性判断手段により車両が不安定にあると判断し、かつ前記前軸横加速度検出手段からの信号により、前輪横力により車両の横運動状態が安定する方向のヨーイング・モーメントを発生していないと判断された場合には、前記制動力制御手段により前後輪の制動力配分を前輪側が大きくなるように制御するヨーイング・モーメント制御手段とを備えたことを特徴とする車両姿勢制御装置。