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J-GLOBAL ID:200903061048264705

化学状態の分析方法

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 川瀬 茂樹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1996283294
Publication number (International publication number):1998111261
Application date: Oct. 04, 1996
Publication date: Apr. 28, 1998
Summary:
【要約】【目的】 原子A、B、Cが存在する試料において、原子AがAB結合しているかAC結合しているか?あるいは結合ABがどれだけの割合で存在するか?を求めること、さらに表面だけでなく試料の内部までの化学状態を調べる。【構成】 X線、陽子線を試料に照射し、外殻軌道内殻軌道間の遷移によるX線強度を測定しこれによってAB結合の存在確率を求めることができる。内殻軌道間の遷移によるX線強度によって割る事によりX線発生装置、分光器の特性によらない相対値を得る事ができる。
Claim (excerpt):
少なくとも3種類の原子A、B、Cを含む可能性のある試料において、化学結合AB、ACの存在比率を求める方法であって、X線又は陽子線を試料に照射し、原子Aの外殻準位E2 と内殻準位E1 の間の電子遷移によって発生する特性X線の強度を求め、100%AB結合の値Σ(AB)と、100%AC結合の値Σ(AC)を定めておき、任意の化学状態をもつ試料の特性X線のスペクトルから同じ特性X線の強度Σを求めてΣ=bΣ(AB)+cΣ(AC)から(b+c=1)、結合AB:結合ACの比b:cを求めるようにした事を特徴とする化学状態の分析方法。

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