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J-GLOBAL ID:200903061114037260

波動歯車装置

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 横沢 志郎
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997282437
Publication number (International publication number):1999118003
Application date: Oct. 16, 1997
Publication date: Apr. 30, 1999
Summary:
【要約】【課題】 小型でコンパクトなトルクリミット機能が備わっている波動歯車装置を提案すること。【解決手段】 波動歯車装置1は、環状の剛性内歯歯車2と、この内側に配置された環状の可撓性外歯歯車3と、この内側に嵌め込まれた波動発生器4とを有し、当該波動発生器4は所定の輪郭形状をした剛性カム板41と、この剛性カム板41の中心に開けた挿入孔42に挿入されたハブ43とを備えている。波動発生器4を経由して可撓性外歯歯車3の側に伝達されるトルクを制限するためのトルクリミット機構が、前記剛性カム板41と前記ハブ42の間を締結しているナット46によって形成されている。一定以上のトルク伝達状態が発生すると、剛性カム板41とハブ42の間に回転方向の滑りが発生して、伝達トルクが一定限度に制限される。トルクリミッターを別途配置する必要がないので、波動歯車装置1を用いれば、ロボットアーム等を駆動するアクチュエータを小型でコンパクトに構成することができ、また、コストの低減化も達成できる。
Claim (excerpt):
環状の剛性内歯歯車と、この内側に配置された環状の可撓性外歯歯車と、この内側に嵌め込まれた波動発生器とを有し、当該波動発生器は前記可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて部分的に前記剛性内歯歯車に噛み合わせると共に、当該噛み合わせ位置を円周方向に移動させることにより、前記剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車の間に歯数差に応じた相対回転を発生させるようになっている波動歯車装置において、前記波動発生器は、所定の輪郭形状をした剛性カム板と、この剛性カム板の中心に開けた挿入孔に挿入したハブとを備えており、当該波動発生器は、更に、当該波動発生器を経由して前記可撓性外歯歯車の側に伝達されるトルクを制限するためのトルクリミット機構を備えており、当該トルクリミット機構は、前記剛性カム板と前記ハブの間を、所定値以上のトルク伝達によって回転方向に滑りが発生するように締結することにより構成されたものであることを特徴とする波動歯車装置。
Patent cited by the Patent:
Cited by applicant (2)
  • 特開平3-265717
  • 特開昭59-147153
Cited by examiner (2)
  • 特開平3-265717
  • 特開昭59-147153

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