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J-GLOBAL ID:200903061115073871

騒音キャンセル方式

Inventor:
Applicant, Patent owner:
Agent (1): 斉藤 千幹
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1992291255
Publication number (International publication number):1994138884
Application date: Oct. 29, 1992
Publication date: May. 20, 1994
Summary:
【要約】【目的】 信号処理用参照信号(フィルタードX信号)を少ないタップ数で、かつ高精度に生成する。【構成】 各伝搬路特有の特性を付与して信号処理用の参照信号r111n〜r221nを生成するフィルタを、基本特性Cbを付与する共通の第1のフィルタ部34と伝搬路特有の伝搬特性C11′〜C22′を付与する第2のフィルタ部3511〜3522を直列に配置して構成する。そして、騒音キャンセルの信号処理に際して、第1フィルタ部34で参照信号xa1nに基本特性Cbを付与し、しかる後、基本特性を付与された信号に第2フィルタ部3511〜3522で伝搬路特有の特性C11′〜C22′を付与して信号処理用参照信号を生成する。この場合、少なくとも第1と第2のフィルタ部のいずれかをIIR型フィルタと遅延部とで構成し、IIR型フィルタにより伝搬路特有の周波数特性を付与し、遅延部により伝搬路特有の信号遅延時間を付与する。
Claim (excerpt):
騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするキャンセル音を出力するスピーカ、騒音キャンセル点における騒音とキャンセル音の合成音を検出するマイク、騒音源から発生する騒音に応じた参照信号を発生する参照信号発生部、各スピーカから全マイクまでのキャンセル音伝搬路のそれぞれに対応して設けられ、参照信号に伝搬路特有の特性を付与して信号処理用の参照信号を生成するフィルタと、参照信号発生部から出力される参照信号に所定のフィルタリング処理を施して騒音キャンセル信号を発生して各スピーカに入力する適応フィルタと、騒音キャンセル点における合成音信号と信号処理用参照信号を用いて騒音キャンセル点における騒音をキャンセルするように適応フィルタの係数を決定する適応信号処理部とを有する騒音キャンセルコントローラ、を備えた騒音キャンセルシステムにおける騒音キャンセル方式において、前記各伝搬路に対応して設けられたフィルタを、基本特性を付与する第1のフィルタ部と伝搬路特有の伝搬特性を付与する第2のフィルタ部に分け、第1フィルタ部で参照信号に基本特性を付与し、しかる後、該基本特性を付与された信号に第2フィルタ部で伝搬路特有の特性を付与して信号処理用参照信号を生成することを特徴とする騒音キャンセル方式。
IPC (2):
G10K 11/16 ,  F01N 1/00
Patent cited by the Patent:
Cited by examiner (1)
  • 特開平4-198996

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