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J-GLOBAL ID:200903061124145516
セラミックス材による塩水の濃縮方法及び塩水の濃縮物
Inventor:
,
Applicant, Patent owner:
Agent (1):
片岡 修
Gazette classification:公開公報
Application number (International application number):1997091487
Publication number (International publication number):1998265217
Application date: Mar. 26, 1997
Publication date: Oct. 06, 1998
Summary:
【要約】【課題】 本発明は、例えば海水等の塩水から硫酸マグネシウム(MgSO4)を主体とするニガリ成分を抽出することを目的とする。【解決手段】 容器1内に連続孔の多孔質性セラミックスボール2aを収容し、この容器1内に海水3を入れてセラミックスボール2aを浸漬する。そしてこの海水3又はセラミックスボール2aに熱風を吹き付けて水分を蒸発させると、セラミックスボール2aの多孔性内部に浸透した水分が蒸発し、セラミックスボール2aの内部に塩化ナトリウムを主体とする結晶が析出し、セラミックスボール2aの表面に硫酸マグネシウムを主体とする結晶が析出する。この硫酸マグネシウムを主体とする結晶成分だけを溶解又は剥離して抽出する。
Claim (excerpt):
連続孔の多孔質性セラミックス材を収容した容器内に海水等の塩水を導入する工程と、このセラミックス材の内部を通った塩水から水分を蒸発させ、セラミックス材に塩化ナトリウムを主体とする結晶と硫酸マグネシウムを主体とする結晶とを分離して析出させる工程と、この析出した結晶から硫酸マグネシウムを主体とする結晶成分だけを選別して取り出す工程からなるセラミックス材による塩水の濃縮方法。
IPC (2):
FI (2):
Patent cited by the Patent:
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